ELTAによると、3月16日から22日にかけて8000人もの市民がハローワークに登録したという。

仕事を求める市民は5％の増加となった。

同期間中に仕事先を見つけられたのは1500人あまりで、求職者と雇用先とに大きなギャップが生まれている。

3月20日現在、リトアニア国内には19万3800人が求職活動をしており、内16万7600人が失業中だという。

国内での求職が困難になる中、市民の目は海外に向けられるようになっている。失業率は日増しに悪化しており、国内よりもまだ就職機会の多い海外に人材が流れようとしている。

ERR Newsによると、5万2420人が求職しており、その多くが高等教育を済ませている。

ただし、大半の求職者は建設業界での就職を求めていたり、簡易な仕事を探しているという。

Baltische Rundschauによると、リトアニアのAndrius Kubilius首相がユーロ導入基準は来年にも満たすことができるようになり、2011年か2012年にも実際にユーロ導入に成功する見通しだと述べたという。

同首相は、インフレ率は降下しており、政府も財政赤字をGDPの3％以下に維持することでユーロ導入が現実化すると述べている。

経済ニュースBBNによると、大手銀行Swedbankが顧客に対して同行メールを模造したスパムメールに注意するように呼びかけている。

同行では、スパムメールは個人情報の取得を目的としており、返答しないように注意を喚起している。

スパムメールの内容は下記の通り。

Dear Valued Customer,
On the 17th of March 2009 AS Hansapank will change its business name, the new operating name will be Swedbank AS. This move

is the last phase in the brand changing process initiated last autumn. In Latvia the bank's new name will be Swedbank AS and

in Lithuania "Swedbank" AB.

Until the full changes will be made to our system we will require some personal information of every account holder.
Click here and complete all the required data.
Account suspension will be applied if the necessary data will not be completed.

Copyright © 2009

©Swedbank AB All rights reserved. Designated trademarks and brands are the property of their respective owners

Swedbankでは、同スパムメールを直ちに削除するように呼びかけている。

地元紙Postimeesによると、昨年、エストニア中央銀行(Eesti Pank)に勤める職員の平均給与は2万9385クローン(約24万4000円)であったという。

Andres Lipstok中央銀行総裁は、中央銀行員の給与水準は民間の銀行の水準に比べると依然低く、それが原因で何人かの行員が過去数年間に退職していると述べている。

同総裁によると、中央銀行に勤務する234人の職員の教養レベルは、84％が高等教育を受けており、5％が博士課程を済ませている。