ロシア国内2位のシェアを誇るVTBが個人投資家向け公募期限を1日延長し5月8日とすることを発表した。
同行によると、IPOへの個人投資家からの人気が高く、最終的な公募期限を1日延長し、8日の午後17時(モスクワ時間)に締め切るという。
3日の段階では、2万4800人の個人投資家から250億ルーブル強の申し込みがあったという。
現在、VTB株は、ロシア政府が99.9%所有している。
国営石油大手のロスネフチがユコスの傘下企業トムスクネフチ(Tomskneft)を買収し念願を叶えることに成功した。
公開競売とされた今回の応札でロスネフチはガスプロム系とみられる企業の応札を上回るを入れ、トムスクネフチと他資産を合わせて68億ドルで落札した。ロスネフチの応札額は、競売開始価格を3億5000万ドルを上回った。
日産23万バーレルを誇るトムスクネフチの買収により、ロスネフチの産出高は約190万バーレルに達し、ルクオイルの180万バーレルを上回ることになる。
クレムリン親衛隊、ナーシ(Nashi)のリーダーVasily Yakemenko氏が3日遅くに、モスクワのエストニア大使館前で行っていた抗議行動を終了することを示唆している。
同親衛隊らに在モスクワ エストニア大使館は先週長らく取り囲まれ、Marina Kaljurand大使は已む無くロシアからエストニアへ退避せざる得ない状況となっていた。
ロシアのサンクトペデルブルグで予定されている経済フォーラムへのエストニアの参加を受け付けないとモスクワタイムスが3日伝えている。
同フォーラム企画機関によると、エストニアの企業との協力は考えておらず、戦争記念碑撤去問題及び暴動へのエストニアの謝罪などが参加への絶対条件だと示唆している。
同フォーラムは、6月にサンクトペデルブルグで予定されており、既に客船などのレンタルなどを含む一切のエストニア企業からのサービスを却下することを明らかにしている。同客船は、ホテル代わりに利用される予定であった。
ロシアの大手石油会社ルクオイル(LUKoil)の07年第1四半期収益(ロシア会計基準)が06年同期比でほぼ4分の1となる76億7000万ルーブル(約2億9860万ドル)にまで減少したことを発表した。
しかしながら、06年第4四半期との比較では、販売好調及び輸出課税の低下により収益は倍増を記録している。