韓国の現代自動車CIS諸国及び中欧地区代表オフィスは7日、今年1-6月期の新車販売台数が昨年の1万8217台から130%増となる4万2431台に急拡大したことを発表した。
今回発表された新車の販売台数には、Taganrog自動車組立工場で生産された自動車と輸入車が含まれている。Taganrog工場で組み立てられたAccentモデルは今年現代自動車がロシアで販売した自動車の中で最も売れた人気車種となった。
この半年の間にAccentモデルは、1万7850台を販売し、昨年の7372台から倍以上の販売台数を記録している。次いでNo.2の人気車種となったGetsは期間中に7672台を販売し、Elantraでは6681台を販売した。
昨年、現代自動車は5万686台の新車を販売し、03年度の販売台数1万4561台から大幅に販売台数を伸ばしていた。
国営の大手石油会社ロスネフチは昨年ユコスから買収したユガンスクネフチェガスの資産価値が買収価格より76%近く上回っていることを明らかにした。
ロスネフチは5日、米国会計基準に基づいたユガンスク社の資産計算で、同社の資産価値が買収価格93億ドルを71億ドル上回る規模になることを示唆した。
昨年、当局ではユコスに宛てた追徴課税280億ドルの支払いを強制徴収する為にロシアの石油11%を生産するユコス傘下のユガンスク社を強制入札に掛けていた。
ロスネフチはユガンスク社買収に関して、買収資金の一部となる61億ドルの約束手形を売って資金を調達していた。同約束手形では、年間金利2.5%が付けられ、保証として将来中国がロスネフチから60億ドルの石油を購入することで資金を返金するという条件となっていた。
ロスネフチの債務高は、03年度末の42億3000万ドルから昨年末には5倍増となる227億ドルまで急拡大した。
正規代理店を介した日産自動車の05年上半期の自動車販売台数が90%の拡大となったことを同社が5日伝えた。
日産自動車では、今年1-6月期に1万9798台を販売し、昨年の1万319台を大幅に更新した。6月単独で見ても販売台数は5333台となり、昨年の3282台を大きく上回った。
売上トップとなった人気車はAlmeraで、9035台を売上次いでPrimeraが4153台を売上げた。日産では、03年度に1143台を販売し、04年度には2万8436台の販売台数まで躍進していた。
ロシア外務省は4日、露大手石油会社ユコス資産に関し、リトアニアの対応に注目していることを示唆した。
外務省では、リトアニアの司法省がロシア側から通知しているユコス資産の凍結依頼を法に遵守し、その決定を出すような対応を求め、今件を極めて純粋な法的問題であるとした判断を求めている。
ロシア司法省では、6月29日にリトアニアとオランダに対し、ユコスが53.7%の株式を保有するリトアニアの精油会社マゼイキウ・ナフタの株式売買の禁止を通知していた。
同通知は、税務当局からの依頼で、ユコスに対して請求している追徴課税の支払いを踏まえた差し押さえ的な要素が理由とされている。
フラドコフ首相は2日、中国の胡主席との会合を終え、将来的な両国の経済協力について言及した。同首相は、両国間の貿易は近い将来、拡大していくことになるだろうと述べた。
今回の会談を踏まえ、両国代表は、今後も定期的な会合を持つことを主体に両国関係の更なる構築を図っていくことに合意した。
今回の会談の席で胡主席は、2010年までには両国の貿易規模は600億ドルに達するという見通しも明らかにし、徐々に両国の貿易関係は拡大するという期待を示唆した。05年1-5月期の露-中の2国間貿易額は100億ドルに達している。
その他に会談では、13億ドルを投じるサンクトペデルブルグのバルト真珠計画(Baltic Pearl Project)などを通しても両国間の経済活動を助長させて行くことなどが話し合われた。