ロシアの石炭事業大手のSUECがガスプロムとの新たなジョイントベンチャーを立ち上げる可能性を含めながらも依然株式公開することを諦めていないらしい。
Sergei Mironesetsky副代表によると、SUEKではIPOを依然延期に留めている状態あるという。また、IPOの場合でも、07年度には、IPOはないと示唆している。
天然ガス最大手のガスプロム(Gazprom)がモセネルゴ(Mosenergo)株113億7143万4430株を600億4000万ルーブル(約23億3000万ドル)で買収するとガスプロム広報が伝えている。
もし実際にモセネルゴを買収するとすれば、今後3日以内に買収金額を支払わなければならない。
ロスネフチが解体された大手石油会社ユコスのIT部門及びサービス事業を競売で上手く落札したことを発表した。
落札金額は18億300万ルーブルであった。
競売開始時価格は16億6900万ルーブルであったが、Technics、Neft-Aktivらが7度の入札を入れ徐々に値が吊り上げられ、ロスネフチが落札する前には、入札価格は17億8600万ルーブルにまで引き上げられていた。
ロシアの経済発展商務省がエストニアへの経済制裁は考えていないと示唆している。
同省のVitaly Savelyev副大臣が経済制裁への提案を同省としては、提案していく意向はないと語っている。
国内大手石油会社の一角TNK-BPがユコスのガソリンスタンド網500店舗強の取得に向けて、次回の競売に応札する意志を示唆している。
同競売では、77億ルーブル(約3億ドル)がスタート価格となる。
同競売へは、大富豪であるSuleiman Kerimov氏が率いる投資会社Nafta-Moskvaも入札を示唆している。
これまでのユコス資産の競売は、殆どがロスネフチが落札してきており、今回漸く他社による落札機会が高いと見られている。
ユコスのガソリンスタンド網は、主に中央ロシアに集中している。