ELTAによると、多くのリトアニア国民が短期ローンで借金をして安価なものを求めてポーランドまで出かけているという。
SMSScreditのGediminas Velicka代表は、市民の多くがSMSローンで短期に借りて、ポーランドズロチが安い今、値上がる前にと大挙して買い物に出かけていると述べている。
リトアニアでは20歳から60歳までの成人であれば、250(約9300円)〜1000リタス(約3万7200円)をSMSで30日間借りることができる。
ハルユ区裁判所が著名カフェショップCafé Moskvaの破産手続きを始めたとE24.eeが伝えた。
破産管財人はLy Müürsoo氏で、6月までに同社の資産と債務(義務)を見極めることになる。
同社は150万クローン(約1230万円)以上の税金の滞納があり、21万1000クローン(約173万円)の金利が付いている。
ELTAによると、09年第1四半期の経済規模は‐12.6%に落ち込み、欧州連合の中でも最もGDPが急落した。
これまでアナリスト等は‐8%を予測していたが、予想を超える落ち込みで、最悪国際通貨基金(IMF)に支援を求める可能性があるという。
リトアニアだけに関わらずバルト3国はすべてGDPが‐10%程度の落ち込みが予測され、2011年頃まで回復は期待できないとされている。
BBNによると、百貨店大手のTallinna Kaubamaja ASの08年度の収益は8310万クローン(約6億6500万円)となり、07年度の4億1080万クローン(約32億8640万円)から実に8割減という業績に留まった。
同社の昨年度の売上高は65億クローン(約520億円)で、07年度の59億クローン(約472億円)からは11%増を達成していた。
LETAによると、ラトビアの賭博業界ではこの第1四半期に3128万4000ラッツ(約55億2160万円)の売り上げを計上したが、昨年同期比では33.8%も減少した。
ギャンブルによる売上高は昨年よりも38%減少し、2566万3000ラッツ(約45億3000万円)に留まった一方で宝くじでは7.1%増の201万8000ラッツ(約3億5620万円)の売り上げがあった。
売り上げを最も落としたのはスロットゲームで、44.6%減の1966万1000ラッツ(約34億7000万円)と半減に近い売り上げ減となった。同時にテーブルゲームも35.3%減の184万9000ラッツ(約3億2640万円)に留まった。