ELTAによると、ノンアルコール飲料大手のGuttaが昨年111万ラッツ(約2億260万円)の赤字を計上したことをLursftが発表した。
同社は、07年にも23万2212ラッツ(約4230万円)の赤字を計上している。
昨年、同社には1274万2877ラッツ(約23億2600万円)の売上があったが、07年度の1426万849ラッツ(約26億260万円)の売上高からは大きく売上を落としている。
同社はバルト3国最大のジュースメーカーでもある。
地元紙Postimeesによると、昨年、総収入が100万クローン(約830万円)を上回った市民が2570人に達し、1年で270人も増加したという。
ミリオネアとなった人々の半数がその所得を給与として取得している。
07年には2300人が100万クローン(約830万円)を超える高所得層であったが、それ以前では、06年で1735人、そして05年では1328人であった。
年々、高所得者が増えているが、昨年のミリオネアとしては、最年長は79歳、そして最年少としては24歳の若者であった。
また、63人が500万クローン(約4150万円)以上で1000万クローン(約8300万円)以下の所得を得ていたとし、43人では1000(約8300万円)万クローンから5000万クローン(約4億1500万円)、そして8人は5000万クローン(約4億1500万円)を超える収入があったという。
ELTAによると、ポーランド最大の製油所PKN Orlen SAが09年第1四半期に原油価格の下落と通貨ズロチの下落でコスト高となり、損失が拡大したという。
同社はリトアニアの製油所マゼイキウ・ナフタ( Mazeikiu Nafta)の親会社である。
損失は、10億9000万ズロチ(約316億1000万円)に達し、昨年の6億2630万ズロチ(約181億6300万円)の黒字から大きく収益を落としてしまった。
当初、ブルームバーグが行ったアナリスト12名の予測では、平均で11億8000万ズロチ(約342億2000万円)の赤字が予測されていた。
売り上げ高は147億ズロチ(約4263億円)にまで落ち込み、昨年同期の売上高179億ズロチ(約5191億円)を大きく下回った。
しかしながら、ポーランドの通貨ズロチは、対ドルで37%、対ユーロで24%年初より弱含んでいる。
地元紙Postimeesが09年第2四半期のGDPは今年1年を通してエストニアにとって最も困難な時期になるとデンマークのDanske Bankの最新レポートで分析されていると報じた。
同レポートでは、第2四半期の経済規模の縮小は15%を上回ることになると指摘されている。
特に今年のGDPは第2四半期に大きく左右されることになり、とても重要だという。
そして場合によっては、予想を超える規模の縮小に直面するかもしれないという。
GDPの先行き不安は、歳入の減少にも影響を及ぼしかねず、政府も早々に予算をカットを断行して、財政赤字をGDPの3%以下に留めることに必死になっている。
それでも同行では、依然、エストニアには年内にユーロ導入の基準クリアの可能性が残されているとして、財政バランスの重要性を説いている。
LETAがパレックスバンク(Parex Bank)がバルト3国でシェアトップ3を目指していくと同行のNils Melngailis代表がBNSとのインタビューで答えたと報じている。
同代表は、同行はバルト3国の事業に集中し、企業、個人などあらゆる顧客層をターゲットにしていくと述べている。
また、同行はユニバーサルバンクになることを目指し、クレジットカード、住宅ローン、中小企業向け事業融資、大型企業向け融資などを事業の中心と考えているという。
同代表は、バルト3国のような小さな市場ではトップ3に入らなければ事業を継続してはいけないと述べており、ラトビアの他に特にリトアニア市場を重視しているとしている。