ELTAによると、2010年1月から一般住宅向けガス価格が値上げされる方向である。
リトアニアガス電力国家管理委員会が26日に来年度の天然ガス価格の値上げを決めた。
家庭でガスを料理だけに使う家庭では年間最大500立方平方メートルを利用でき、1立方メートルにつき1.87リタス(約71.1円)を支払うことになる。
これまでの価格は1.82リタス(約69.2円)であった。
暖房をガスで行う家庭で消費量が500〜20000立方メートルの世帯では来年度のガス価格はこれまでの1.28リタス(約48.7円)から1.29リタス(約49円)へ引き上げられることになる。
価格の違いは、天然ガスの輸入価格は同じでも消費量で輸送料が違い、価格の差は運送コストなども考慮されているという。
経済ニュースBBNによると、バルト3国でマクドナルドを展開するPremier Capital Ltdが来年度にバルト3国で新たにマクドナルドを8店舗新規開店させるという。
同社のMelo Hili代表は、同社ではバルト3国に現在31店舗を展開しており、新たに8店舗が増えることで計39店舗に事業を広げる意向だと明らかにした。
Premier Capital Ltdはエストニア、ラトビア、リトアニアでマクドナルドを営業するライセンスを所有している。
LETAによると、ラトビア政府で協議されていた2輪3輪といったバイクに課税されるバイク税が来年度から24ラッツ(約4440円)になるという。
当初想定されていた50ラッツ(約9250円)からは半額ということで落ち着いている。
議会前でバイカー等が抗議行動を行ったことで運輸省と財務省が議会と財政委員会に課税を減額することを提言し、課税は半額で纏まった。
また、ラトビア政府は歳入増を目指していろいろな税案を思案しており、乗用車でも可能乗者数に応じた重量課税の強化を導入する。
乗用車の所有者には、重量税として2101キロから2600キロ以下の乗用車には計画の90ラッツ(約1万6650円)ではなく95ラッツ(1万7575円)の支払いが課され、2601キロ以上3500キロ以下の自動車には当初の110ラッツ(約2万350円)ではなく115ラッツ(約2万1275円)が課されることになる。
また、1500キロ以下の車では年間24ラッツ(約4440円)、3500キロ以上の車では年間250ラッツ(約4万6250円)が課税される。
ELTAによると、08年度にリトアニアの不動産価格が35%下落したという。
不動産価格は、土地、建物など全てが下落し、総額で1440億リタス(約5兆4720億円)の価値が消失してしまった。
資産価値の減少は、土地で580億リタス(約2兆2040億円)、マンションで560億リタス(約2兆1280億円)相当が減価しており、リトアニアの不動産価格は総額で2680億リタス(約10兆1840億円)相当額にまで減少してしまった。
LETAによると、エストニア・ブロードバンド・開発基金のOlav Harjo代表が自制代データ通信ネットワーク網を全土に張り巡らせることを2010年春にも着手すると述べた。
同基金では、光ファイバー網をエストニア全土に巡らせ、2015年までに全家庭、全企業に最大100メガバイトの高速通信に接続できるように同プロジェクトを始めるという。
既に各種調査は済ませ、プロジェクトの着手には資金的問題をクリアするだけだと同代表は述べており、資金は来年度の欧州構造基金から捻出されることが決まっている。
基金から捻出される来年度分の資金は3億5000万クローン(約29億4000万円)とされ、プロジェクト全体では60億クローン(約504億円)が必要と試算されている。