LETAによると、リガ中央裁判所が9日バスケットボールチームASK Riga″の破綻の手続き開始を言い渡した。
4月24日にも同クラブの破綻は確定していたが、その手続きがこれで始められることになる。債権者は今後3ヶ月間の間に債権の取り扱いについて合意しなくてはならなくなる。
ASK Rigaが抱えていた債務は計140万902ラッツ(約2億7320万円)だという。
LETAによると、Einars Repse財務相がラトビア政府は引き続き2010年度も大幅な財政カットを継続する必要があると示唆したという。
Repse蔵相はこれまでに政府はいろいろな困難な仕事に取り組んできたが、今の所経済危機を脱するまでには至っておらず、財政支出は依然50億ラッツ(約9675億円)近い規模に留まっていると述べ、
ラトビアのような経済危機に直面していくほかの諸国であれば、財政支出はGDPの10%規模に達し、これをラトビアに当て嵌めれば14億ラッツ(約2709億円)の財政削減が必要になると指摘している。
現政府は今年最低でも5億ラッツ(約967.5億円)の支出削減と、同様の規模の削減を2010年、そして2011年も続ける必要があると同相は述べている。
エストニア税務局がエストニア全土の小規模ショップやカフェなど300店舗を監査したという。
経済ニュースBBNによると、監査の結果、半数以上となる170店舗で何らかの脱税行為があったといい、経営者が正直に納税申告を果たしているか疑わしいと指摘している。
調査では、ほぼ半数で売上を誤魔化していたり、給与を現金で渡すなどして税務申告を逃れているなどのケースが最も多く、その大半で納税額が給与を正確に表した金額とは程遠いことが明るみなっている。
LETAによると、北欧系の金融機関の融資の焦げ付きが2009年、2010年度も急増することは避けられず、バルト3国事業から発生する損益の圧迫で本国事業へも影響を及ぼしかねないという。
北欧の6大金融機関Nordea、Swedbank、SEB、Handelsbanken、Danske bankそしてDnB Nor合計で損失は今年107億ユーロ(約1兆4659億円)にまで急増すると試算されている。
バルト3国での損失は、28億ユーロ(約3836億円)に上ると見られ、来年度も26億ユーロ(約3562億円)の損失を計上せざる得なくなるという。
同6行の2010年度の損失は、09年同様規模の112億ユーロ(約1兆5344億円)と見られている。
経済ニュースBBNによると、ウクライナ財務省が出した国内のすべてのカジノ施設の営業許可を一時停止させるという措置が7日に期限を迎え、オリンピックカジノも閉鎖していたカジノ施設を再開させたという。
期限を迎えた同措置は、ウクライナ大統領が議会が求めたカジノ規制法案に署名拒否をした為に、暫定処置に拘束力がなくなり、次ぎ次に閉鎖されていたカジノが再開を始めている。