経済ニュースBBNによると、エストニアはラトビアの様に通貨切り下げを危惧されるようになる前に急いでユーロの導入を図るべきだとAndrus Ansip首相が英FT紙に語ったという。
同首相は、通貨切り下げの噂を一周するには、可能な限り急ぎユーロを導入することが対せうtだと語っており、今年度中にもユーロ導入への条件すべてをクリアできるだろうと述べ、2011年1月の導入目標ではあるが、早ければ2010年の中旬にも導入が図られると同紙のインタビューに答えている。
隣国ラトビアでは、通貨切り下げの噂が急激に広がり、政府は連日のように為替介入を図り、ラッツ防衛に取り組んでいる。
LETAがイタリアの格安航空Windjetが10日からリガと北イタリアの都市フォルリ(Forli)に新路線を開設したと報じた。
Windjetは、同路線を週1便で結ぶ計画で、朝10時50分にフォルリを出発し、リガには14時に到着する。そして一方のリガ発は15時15分となっている。また、フライト時間は1時間35分と短距離フライトとなっている。
Windjetはイタリアではシェア第4位の中堅の航空会社で、主にバケーション先に就航する戦略を取っている。
昨年の業績は搭乗客数は270万人に上り、07年の250万人を上回る業績であった。
これまでにメディア主導ですでに合意済みのように報じられてきたタリン市とTallinn Entertainment(TE)によるシティーホール再建計画についてTaavi Aasタリン副市長が今月中にも最終合意に至ると示唆したとPostimeesが報じた。
Tallinn Entertainmentは、化粧品大手エスティローダーの親族である Ronald S. Lauder"氏が率いるエストニア企業だ。
Aas副市長は、今月にもTEの代表者がタリンを訪れる計画で、最終的な合意に向けて詳細を詰める予定であると語っている。
タリン市の計画では、両者で新会社を設立し、共同経営する意向としており、事業収益からも収益を得ることを目指しているが、TE側ではこれまでに何の返事も返していないという。
LETAによると、タバコの卸業を営むLLTTが昨年26万8063ラッツ(約5227万円)の収益をあげていたという。
同社は07年度にも25万4996ラッツ(約4973万円)の黒字であった。昨年、同社には3768万ラッツ(約73億4760万円)の売上を上げ、一昨年の2618万ラッツ(約51億500万円)から大幅に売り上げを伸ばしていた。
昨年11月にLLTTをSonitex Distribution&Logisticsが買収しており、LLTTのラトビアでは主要業者となっている。
09年第1四半期のGDPが昨年同期比で-15.1%という結果となったとエストニア統計局が発表した。
エストニアの第1四半期GDPはこれで522億クローン(約4593億6000万円)となり、名目GDPでは2期連続で減少幅を拡大させ、実質GDPでは4期連続で減少させた。
季節調整済みGDPでは、昨年の第4四半期期比で-6.1%と減少が止まらなくなっている。