アメリカの放送局エミス(Emmis Communications Corporation)がブルガリアのFMラジオ局(FM+ Radio)グループ株66.5%を買収したことが20日明らかになった。
これまでの株主はイギリスのGCap Media plcで、今回の株式取得額は300万ドルと見られている。エミスでは、ブルガリアの他に、ベルギー、ハンガリー、スロバキアなどへも進出している。
ルーマニア国内最大手の石油会社Petromが2010年までに30億ドルを投資し、石油生産の安定化や精製技術の近代化などを図ることを14日明らかにした。
同社では、毎年3億ドルを投資資金として予算に計上していく。
ルーマニアとアメリカとの2国間貿易額がこの8ヶ月間に14億ドルに達しており、年末までには20億ドル規模にまで拡大する見通しであることが11日明らかになった。
市場では、両国間の貿易額は、年末までに更に11億ドル拡大すると試算しており、20億ドルが達成不可能な金額であるとは見られていない。
ルーマニアの輸入額は10億ドルに達すると見られている。
ルーマニアのアメリカからの輸入額は、この1-8月期に7億3840万となっており、一方で対米輸出額は7億2480万ドルであった。
中央統計局(KSH)は7日、ハンガリーの貿易赤字が8月期に3億8590万ユーロ拡大し、年初からの総額で18億8070万ユーロとなったことを発表した。
当初の8月期の赤字幅は、3億2000万ユーロが予測されていた。04年1-8月期の貿易赤字は29億4060万ユーロであった。8月期の輸出額は16.7%増の37億8420万ユーロとなり、輸入額は16.5%増の41億7010万ユーロであった。
また、1-8月期の輸出額は昨年同期比で10.2%増の310億9800万ユーロで、一方の輸入額は5.8%増の329億7870万ユーロであった。
スペイン最大の不動産開発投資会社Fadesa Groupがブダペスト中心部に4300万ユーロをかけたマンション複合施設「セントラル・パサージ」の建設を開始した。
Fadesaでは、今後も首都ブダペストを中心にマンションや不動産建設を手掛けていく計画を立てている。
Fadesaは、既にポーランドのProkom Investments社と事業協力し、ベンチャー企業Prokom Polska Spを通してポーランド不動産市場へ進出を果たしている。
今後は、中東欧進出計画として、チェコ、スロバキアなどへ事業基盤を拡大する計画。
また、05年度上半期のグループ収益は17%増の6170万ユーロに上っている。