フィンランドの北欧最大手のメディアプレイヤー企業SanomaWSOY社は8日、第3四半期の税引き前利益を発表し、20%の収益増となり、年度末までの売上げ高予測では3%増となる見込みであることを明らかにした。
7-9月期の税引き前利益は昨年同期の4200万ユーロから5000万ユーロの増益となり、売上高は、5720億ユーロであった。
また、同社グループ傘下で、欧州トップ5の雑誌発行人で欧州9カ国に230種の雑誌を発行しているSanoma Magazines社は、グループの販売高が44%増を記録した。
ノルウェイ統計局は4日、ノルウェイが北欧諸国の中で最もGDPが高い国であるとし、昨年のノルウェイのGNPが1人当たり26万NOK(4万1000ドル)であったことを明らかにした。
デンマークの1人当たりのGNPは21万6000NOK(3万3900ドル)で、フィンランドでは19万3000NOK(3万300ドル)であった。
全ての北欧諸国のGNP当たりの生活水準は、欧州平均を上回る水準となり、北欧諸国全体での経済規模は、カナダの6億3000万ユーロ(8億800万ドル)とほぼ拮抗する水準であった。北欧の人口合計2460万人に対し、カナダの人口は3100万人である。
スカンジナビア航空(SAS)は2日、税引き前利益を発表し、高騰する燃料費と顧客離れが足を引っ張る形となり、大幅減益となったことを発表した。
スウェーデン、ノルウェイ、デンマークによる共同会社であるSAS社の第3四半期での収益は、昨年同期の5億6400万SEKから5700万SEKへと大幅減益となった。同様に、搭乗率自身も1.3%減となる67.8%と停滞した。
決算結果は、多くのアナリストの予測値を大きく下回り、オスロに本社を置くFirst Securities社では、2億NOKの収益を見込んでいた。
アイスランドの通信会社Og Vodafone社は28日、アイスランドのメディアグループNordurljos hf社の株式90%を買収したことを発表した。
買収価格は、36億2000万ISK。Og Fjarskipti hf社傘下のOg Vodafone社は、Vodafone社と業務提携契約を締結している。
Narvesen社は16日、同社キオスクとショップで今までの一般交通機関のチケットのみならず、航空券の販売を始めることを発表した。
Narvesen社は、先ずNorwegian Airとの間で同社の航空券のみの販売に同意しながらも、今後は他社の航空券販売へ拡大していきたいとしている。
ノルウェイ中に450店舗のキオスク網を持つNarvesenキオスクで、Norwegian Airの航空券の購入が出来るようになる。Norwegian Airでは、同キオスク網を通して同社の売上げ総額の15%程度までの売上げを見込んでいる。