経済ニュースBBNによると、今後数ヶ月以内にバルト3国最大のスポーツアイテムを取り扱うSportlandが破綻するのかそれとも存続できるのかがはっきりとするという。
同社は年間15億クローン(約127.5億円)もの売上高がある大手企業だが経営不振に陥っていることから、現在新たな投資家を模索しており、上手く行かなければ破綻もしくは資産全てを銀行に差し押さえられることになる。
実際のところ同社の存続は融資銀行であるエストニアのSwedbank、ラトビアのDnB Bank、リトアニアのSEB Bankasの3行に大いに依存する。
これまでのところ同社の債務総額は明らかになってはいないが、少なくともここ数年の進出攻勢によって債務も広がり8億クローン(約68億円)はくだらないと見られている。
Sportland International Groupはエストニア、ラトビア、リトアニア、ロシア、ウクライナ、フィンランドに計19店舗のSportland、5店舗のNetosport、100% Sportsを2店舗、そしてTimberlandを4店舗展開している。
LETAによると、携帯電話会社EMTがFaktum & Arikoによる大企業サービスの質調査でエストニアで最もクオリティーの高い企業であることが判明した。
EMTは友好的で親切なサービスを提供し、顧客の問題に対応する姿勢が高く評価されたという。
Faktum & Arikoでは、同様の調査を2002年から行っており、今回の調査対象となった大企業にはEesti Energia、Eesti Gaas、Eesti Post、Elion、EMT、Elisa、Tele2、Starman、Swedbank、Sampo Pank、SEBなどが含まれている。
LETAによると、ラトビア議会は所得税の改正を行い、賛成多数で来年度の税率をこれまでの23%から26%に引き上げることを決定した。
新たな税率は2010年1月1日から適応されることになり、その他にも配当やキャピタルゲインにも10%の課税が課されることになる。
今回の所得税率26%は、これまで15%課税だったロイヤルティなどで所得を得ている者にも適応されることになっている。
経済ニュースBBNによると、創業18年目を迎えたエストニア航空が12月6日までの期間限定チケットとして記念チケットを販売を始めた。
チケット価格は、タリンとの片道を
ストックホルム 833SEKから
オスロ 644NOKから
アムステルダム 90.05ユーロから
コペンハーゲン 627DKKから
ベルリン 82.07ユーロから
ロンドン 78.32英ポンドから
ヴィルニス 307リタスから
ミュンヘン 84.84ユーロから
ブリュッセル 100.8ユーロから
キエフ 134.75米ドルから
ミラン 90.26ユーロから
サンクトペデルブルグ 86.44ユーロから
モスクワ 86.2ユーロから
などとなっており、全て税込み、空港利用料込みの値段だという。
また、旅行可能期間は来年の1月11日から3月31日までとなっている。
LETAによると、ラトビアの大手医薬品メーカーOlainfarm Groupが09年1−9月期までに127万9106ラッツ(約2億3664万円)の収益を計上した。
昨年同期の同社の収益は135万2930ラッツ(約2億5029万円)の赤字であった。
この1年間で同社の輸出先諸国では医薬品市場で同社の新商品が広く受け入れられたことで収益を伸ばす結果を齎した。
特にロシア、CISといった諸国で取り組んだ営業活動が上手く行き、新商品の販売が順調に運んだことで収益を大きくかさ上げする格好となった。
この第3四半期だけを見ても、収益は45万4399ラッツ(約8406万円)と好調で、1−9月期の売上高は昨年期比-0.5%ながら1520万ラッツ(約28億1200万円)と昨年から現状を維持しながらも収益体制の強化で収益増を齎している。
同社が売上高伸ばした主要輸出先は、モルドバ(21%増)、ロシア(27%増)、カザフスタン(42%増)、アゼルバイジャン(104%増)などで、逆に売り上げが減少した主要輸出先はベラルーシ(4%減)、ウクライナ(13%減)、ウズベキスタン(16%減)などが目立った。