9月末時点で、エストニアの携帯電話の浸透率が89%となった。
エストニアテレコムによると、過去3ヶ月間に、エストニア最大の携帯通信企業EMT社は利用者が2万6600人増加し、市場シェアを47%とした。
同国で営業を続ける既存の通信3社(EMT社、Radiolinja社、Tele2社)の総収益は15億EEKとなり、EMT社では年間売上げが27億EEKに達した。
デンマークの旅行業界は8日、デンマーク旅行賞としてスカンジナビア航空に2年連続で欧州最優秀航空会社を授与したことを発表した。
Scandinavian Airlines Systems社(SAS)は、今回の受賞で9回目となる。同賞は、デンマークの旅行業界が毎年行うオスカー賞と呼ばれている。
最優秀航空会社を今年も受賞したのはSAS社となり、第2位に英国航空、第3位がKLM航空であった。
同賞の選定には、15の選定基準が設けられており、それぞれのカテゴリーの勝者が3600人の消費者および旅行業従事者の投票で決定する。
最優秀ディスカウント航空会社は、SAS社子会社のSnowflake社やRyan航空を抑え、Maersk Airが受賞し、最優秀海外航空会社は、ルフトハンザ航空やシンガポール航空を抑え、タイ航空が受賞した。
ロシアの大富豪Vladimir Yevtushenkov氏が所有するSistema社は先週の金曜日、モスクワとロンドンでIPOを行い、20億ドルを市場から調達する計画があることを明らかにした。
同社は、市場から最低でも10億から20億ドルを調達することを目標としている。
市場調達した資金は、同社の通信事業へ投資する計画で、既にIPOへ向けてクレディースイス銀行とモルガンスタンレー社とアドバイス契約を結んだ。
リトアニアの家具メーカーBaltijos Baldu Grupe社(BBG)は6日、9月期の売上高が1573万6000LTLとなり、通年で昨年期比1.6倍になったことを発表した。
1月から9月までの同社の売上高は、1億4412万8000LTLとなり、03年度の第3四半期までの売上高である6841万2000LTLの2倍の売上げを記録した。
SEBのリトアニア子会社であるVilniaus Bankasは4日、ウクライナのBank Agioの株式90%を買収することを発表した。
また、今回の買収には総額2億SEKが投じられる。
Vilniaus Bankasはリトアニアでシェア40%を占め、53万人の顧客を有している。6月末時点での総資産は、27億ユーロ。
一方、ウクライナのBank Agioは1991年に設立され、全国に12の支店網を持ち、70%近い顧客が中小企業という特徴を持っている。
ウクライナには157行の銀行が営業をしており、同行は6月末時点で、53番目の規模となる総資産5800万ユーロであった。