エストニアでシェアを寡占するスウェーデン系の大手銀行HansapankとÜhispankの手数料が本国での手数料より割高に設定されている。
他行と比較してもHanspankとÜhispankの2行は、送金や各種サービスを受ける際の手数料は高めに設定されており、国際送金でも手数料は高い金額が徴収されている。
2行によると、エストニアでの送金手数料が高めに設定されている理由を欧州と比較し、エストニア人はあまり送金を行わないことから、サービス維持を目的とし、手数料を高めに設定しているという。
リテール大手のRIMI Latviaは14日、付加価値税(VAT)を除く今年上半期の売上高が34.3%増加した1億6350万ユーロとなったことを発表した。
その他のバルト3国各国では、Rimi Estoniaで29.2%増の1億5600万ユーロ、Rimi Lithuaniaで5.5%増の6450万ユーロの売り上げとなった。
RIMIグループ全体では、上半期の売上高は23.9%増の3億8400万ユーロであった。
6月末の時点で、Rimi Balticは、バルト3国全体でRimi Hypermarketを20店舗、Rimi Supermarketを66店舗、ディスカウント店を79店舗運営している。
ナルバ(Narva)に規模1万屬離轡腑奪團鵐哀札鵐拭爾よび2階建て商業施設、20階建てのオフィスビル、居住マンション部分を併設した複合ビルを建設すると言う噂が広がっている。
同複合ビルの建設計画は先週8日に明らかになり、最大の投資家として地元企業のNTTの名前が挙がっている。複合ビルの建設には1億3000万EEKが必要とされ、完工期は06年春と見られている。
また、07年には娯楽施設の開業を見込まれており、オフィススペースは今後3年から5年をかけて建設を急ぐ予定である。
欧州空港協議会(ACI Europe)がリガ国際空港を搭乗客100万人以上500万人以下のカテゴリーで欧州最優秀空港に選出した。審査では、同空港職員の専門性は全ての項目で評価された。
リガ空港のDzintars Pomers会長は、今回の受賞を最高の評価と受け止め、また最も受賞を願っていた評価であったと語った。
2500万人以上のカテゴリーでは、ドイツのフランクフルト空港が受賞し、1000-2500万人ではギリシャのアテネ空港、500-1000万人のカテゴリーではマルセイユ空港、100万人以下ではサラエボ空港がそれぞれ受賞した。
欧州保険協会(European Insurance Federation)が行った市場調査によると、04年度に中東欧の生命保険業界を中心に欧州の保険業界に大きな変化が見られたことが判明した。
04年度に欧州域内で最も生命保険市場が著しい拡大を残したのはスロベニアで、生保市場は32.9%の拡大を記録した。次いでエストニア、ラトビア、チェコなどの生保市場でもスロベニア同様の急成長が見られた。
欧州域内における保険産業は04年には全域で復調の傾向が見られ、域内の保険料総額は5.5%増の8750億ユーロにまで拡大した。同協会によると、生命保険市場の拡大は、損害保険産業をこの4年間で初めて上回る伸びを記録した。
04年度に欧州全域の生保保険料総額は6.8%の高い伸びとなった一方で、損保では3.5%の伸びに留まった。