エストニアにソフトウェア開発拠点をもつPlaytechがIPOを計画しており、エストニアで働く従業員も億万長者になる可能性が噂されている。
Playtech Estoniaでは、世界最大のネットポーカーゲームソフトを開発しており、IPOを成功した場合には従業員200人がストックオプションを行使することが可能となる。
現在、Playtechではロンドン証券取引所に上場を計画している。
Playtech Estonia社のRein Lemberpuu代表によると、社内でストックオプションを行使できるのは掃除係の社員から役員に至るまで全員がそのオプションを保有しているという。
市場関係者の間では、同社の市場価値は44億EEKに上り、02年の創業以来、同社の売上げは毎年拡大し続けており、04年度には前年期比77%増の4100万EEKに達している。また、04年度の収益は220万EEKであった。
プーチン大統領とサハ共和国のヴャチェスラフ・シュティロフ大統領(Vyacheslav Shtyrov)の2者は、6日にヤクーツク空港で会合を持ち、国営の最大手ダイアモンド会社アルロサ(Alrosa)がサハ内にある数箇所の石油ガス資源を買い取る意向であることについて話し合いがもたれたと見られている。
世界第2位のダイアモンドメーカーであるアルロサは、昨年の12月30日に財務省のアレクセイ・クドリン大臣に一昨年までユコスが傘下においていたサハネフチェガス(Sakhaneftegaz)の株式50.4%の取得の承認を得たことを発表している。
そのほかにもアルロサでは、石油ガス調査会社Yakutgeofizika株75%+1株の買収とサハネフチェガスの主要子会社Yakutgazpromの新規発行株の取得を目論んでいる。
昨年1−10月期のリトアニアの輸出額は76億ユーロに達し、エストニアの50億ユーロ、ラトビアの33億ユーロを大きく上回った。
期間中のラトビアの対EU輸出高は輸出全体の77%を占め、同じくリトアニアでは66%、エストニア79%を占めるほど、EU依存が拡大している。
また、リトアニアの輸入高は総額99億ユーロとなり、エストニアの66億ユーロ、ラトビアの55億ユーロを同じく上回る結果となった。
EU製品の輸入比率は、ラトビアで75%、リトアニア59%、エストニア77%などであった。
各国の貿易赤字は、年初からの10ヶ月間でリトアニア23億ユーロ、ラトビア21億ユーロ、エストニア16億ユーロとなった。
フィンランドの大手船会社シルヤライン(Silja Line)の企業価値が5億ユーロ以下に過ぎないとハンサバンクのアナリストSander Danil氏が6日付けのエストニアの日刊紙Eesti Päevalehtの中でインタビューに答えている。
現在、バミューダ籍のシーコンテナ(Sea Containers)が傘下に収めるシルヤラインは売却作業に着手されており、既にエストニアのタリンク(Tallink)がシルヤラインの買収に興味を示しており、競争入札にはタリンクの他にも買収に興味を示す会社が複数あると見られている。
今年第3四半期までにリトアニア企業全体で売上高が34%の増加となっていることを統計局が21日発表した。
最新の調査では、税引き前の企業収益は昨年同期比で20%増の55億LTLを記録している。
第3四半期単独を見ても、法人の売上げ高は昨年同期から25%の拡大し、税引き前収益も50%の増加を記録している。
売り上げ増が最大を記録したのは貿易業で、売上げ総額の41%を占め、その他に工業30%、建設業9%などとそれぞれが売上げを伸ばしている。