ラトビアの航空会社airBalticが06年6月に13万6786人の搭乗客があったことを12日発表した。
6月の搭乗者数は05年6月期の10万927人から36%の増加となった。06年1-6月期の搭乗者数は計63万4701人となり、昨年同期比で44%の増加を記録した。昨年上半期の搭乗者数は43万9604人であった。
6月の就航便数は2655便となり、昨年5月の2105便からは26%の増便となっている。
Tallinna Kaubamaja AS傘下の小売大手A-Selver ASの売上高が第2四半期に60%の拡大となった。
A-Selver ASの06年第2四半期の総売上高は8億2750万EEK(5290万ユーロ)となり、昨年同期の5億1830万EEK(3310万ユーロ)から大幅増を記録した。
同社の上半期の総売上高は昨年同期比で67%増の15億4000万EEK(9850万ユーロ)となった。第2四半期の平均売り場面積平均月間売上高は1平方メートルあたり7100EEKで、昨年同期からは13%拡大した。
Eurostatによると、5月期のエストニアおよびリトアニアの失業率が大幅に改善した。
ユーロ経済圏の5月期季節調整済み失業率は7.9%となり、4月期8%、05年度5月期8.7%から低下した。
最も失業率が改善を見せたのはエストニアで、8.2%から4.9%にまで低下し、次いでリトアニアが8.7%から5.6%へ低下した。
失業率が悪化したのは、最大がマルタで、7.2%から8.3%へ上昇し、次いでイギリスの4.6%から5.2%、キプロスの5.1%から5.5%、スロベニアの6.2%から6.5%、ルクセンブルグの4.5%から4.7%であった。
格付け会社大手のS&Pによると、エストニアの銀行業界は中東欧諸国と比較して健全経営にあると高い評価を下している。
S&Pが発表した『銀行業界リスク分析』レポートで、エストニアの銀行業は『標準的リスク』として安全経営が評価を受けた。
エストニアの銀行業界を主要銀行2行が市場を独占しており、全7行で市場が構成されているという非常に市場自体が小さく且つ集中していることからリスクが低いとの評価となっている。
市場をほぼ独占するスウェーデン資本となったハンサバンクとSEB Eesti Uhispankの2行が他行を大きく引き離すシェアを誇り、北欧系のNordia銀行とSampo銀行の2行を足すとシェアの96%を占めてしまう。
露ユコスが保有していたリトアニアの製油施設マゼイキウ・ナフタへの入札に失敗したロシアの石油大手ルクオイルが、同社への石油供給にメリットはないとして供給を止めることを示唆している。
同社によると、マゼイキウへの石油供給には大したメリットはなく、ドイツやルーマニア、ブルガリアなどとも比較して供給価格も低いことから供給自身をやめることも選択肢となっている。
マゼイキウを落札したポーランドのPKN Prlenではロシアからの石油確保が出来なくなる前にカザフスタンからの石油確保を目指して、既に動き出している。マゼイキウの落札に失敗したカザフのKazMunaiGazがその事業提携先になるとの見方が強い。