オランダのアホールド中欧(Ahold Central Europe)が保有するチェコとポーランドのショッピングセンター3店をING不動産ファンド中欧(ING Property Fund Central Europe)へ1億800万ユーロ(約31億KC)で売却する契約に合意したことを7日発表した。
ING不動産ファンドはING不動産(ING Real Estate)により運営されており、今回の売却益はアホールドの06年第1四半期に償還を迎える債務返済の一部に使われることになる。
アホールドでは、引き続きチェコの北モラヴィアのカルヴィナにあるハイパーマーケットは継続運営する方針で、一方でポーランドのBielsko-BialaとElblagにあるアウトレットは06年2月にも運営を停止する。
ハンガリーのリテール最大手銀行OTPが12月5日が締め切りとされていたセルビアのPanonska bankaの主要株買収に取得意思を表明したことを6日発表した。
セルビア政府は、今後、預金保険局(BRA)を介して、落札企業にPanonska banka a.d. Novi Sad (Panonska banka)の株式87.39%の売却を決定することになる。
Panonska bankaは国内シェア1.73%(顧客数1万人強)の中小銀行で、総資産は1億2680万ユーロを有しており、全土に56支店を展開している。
ローガンが06年度にイタリアの自動車市場に投入される見通しで、少なくとも5000台の販売台数を目指している。イタリアでは06年1月1日に正式投入される計画で、イタリアではルノーの正規代理店が取り扱いを始める。
車体価格は、Ambianceバージョン(2つのエアバッグとABS装備)で7950ユーロからで、最大価格は1万750ユーロという値札がつけられる。
PCを製造する富士通-シーメンス・コンピューター社(Fujitsu-Siemens Computers Ltd)のハンガリー法人が4月1日から始まる事業年度の上半期中に売上高が10%拡大したことを明らかにした。
同ハンガリー法人では、05年4-9月期に昨年同期比で20%増となる3万台を生産した。販売台数については、7-9月期に5200台のラップトップPCを売り上げ、同市場シェアは8%拡大した53.5%に達した。
同社は、欧州最大のIT機器メーカーで、ハンガリーではシェア10.6%を占める国内第2位の企業。
今年1-9月期のチェコの銀行総収益が319億3000万Kcとなり、04年度通年で上げた収益からほぼ10億Kc満たない高収益を上げたことを中央銀行のCRBが明らかにした。
05年1-9月期の税引き前収益は404億Kcであった。
銀行各行による法人税の支払額総額は85億Kcに上り、今年上半期の純益は227億5000万Kcであった。
CNBによると、チェコには現在36の銀行が営業しており、9行がチェコ資本で、残りの27行が外資系となっている。