最新の住宅ローン「金利幅保証型住宅ローン」が住宅ローンを抱えている世帯主に大人気を博している。
デンマークの大手金融機関各社が発表した固定金利幅付きの変動金利型住宅ローンがデンマーク中で注目を帯びており、発表後100日で25万人以上の申請が殺到している。
日刊紙のBørsenでは、住宅アナリストの間では、今後数日以内にも4月までの締め切りを前に多くの住宅ローン保有者がローン申請をするだろうと見ていることを報じている。
今回の新型住宅ローンは、将来のインフレ不安に対しても十分対策が出来ることが人気の理由と見られている。最初に同型のローンを組んだのはRealkreditで、新規ローン申請者の半分はこの新型ローンを選択しているという。
同ローンは、デンマークで住宅の購入を希望する購入者が申請できるとしており、ローン期間は最長30年としている。
スカンジナビア航空(SAS)はインドネシア沖で起こった大地震の津波被災者向けに帰国便の増便の為に2250万DKKを支出したことを発表した。今回の特別支出はスカンジナビアの各国政府に分割請求する予定。
SASでは、スウェーデン、デンマーク、ノルウェイの各政府からの要求に応じて特別フライトを年末の12月27日からバンコク、ストックホルム、オスロ、コペンハーゲンなどの間に23便を手配していた。
今回の特別便の利用被災者は計3600人に及び、SASが請求してきた支出分は、凡そチャーター会社の請求費用より安く見積もられているという。
フィンランド食品マーケティング協会(FFMA)は20日、11月のフィンランドのデパート及び量販店での小売販売が昨年同期比4.6%増となったことを発表した。
FFMAに加盟するメンバー企業は、Citymarket、Stockmann、Prismaなどで、11月は総額で3億8100万ユーロを売り上げた。
フィンランド商業貿易組合では、11月期のFFMAのデータに基づき、クリスマスでの小売販売は昨年期比5%増を見込んでいる。
Statoil社は13日、来年ノルウェイ沖で新規に20箇所の石油ガス資源開発を行うことを明らかにした。国営企業である同社は、石油資源開発のコストを以前のほぼ2倍となる18億NOK(3億ドル)の予算を計上している。
新規の発掘作業は、北海、ノルウェイ沖、極北ベアレント海などで行われる計画で、極北ベアレント海での発掘は議論を呼ぶものと見られており、発掘作業は北極や気候に及ぼす影響などを不安視する環境団体如何との声もある。
同社では、7箇所から9箇所の資源開発をノルウェイ沖とし、11箇所を北海沖で行う予定としている。
アイスランド国家統計局は10日、12月期のインフレ率を発表し、11月期比で0.5%上昇し、通年では3.9%となったことを明らかにした。
インフレ率
先月期比:04年12月(0.5%)04年11月(0.2%)
通年:04年12月(3.9%)04年11月(3.8%)
(ロイターより)