エストニア最大の銀行ハンサバンクがバブル化している不動産市場の冷却化に本腰を入れることになった。
同行は新たに不動産開発を行う業者への資金融資基準を厳しくするという。
Gren Noormets不動産部部長は、今後、同行としては融資には開発地区の厳しい厳選も行うと示唆している。
また、融資条件の厳格化として、業者の財務内容を厳しく吟味することも明らかにしている。
Eurostatによると、リトアニアの12月期のインフレ率が依然マースリヒトの基準を上回っている。
EU諸国中12月期のインフレ率が最低を記録したのはポーランド、フィンランド両国の1.3%で、次いでスウェーデンが1.5%となっている。
06年12月期のマースリヒト基準では2.86%がユーロ導入基準となるがリトアニアのそれは1%近く高い3.8%であった。
昨日、株主総会を開いていたタリンクは06年会計年度分の収益14億EEKから配当を行わないことを可決した。
その一方で、執行役員各者のボーナスをAin Hanschmidt氏10万EEK、Toivo Ninnas氏5万EEK、Eve Pant女史10万EEK、Lauri Kustaa Aimaa女史10万EEKのそれぞれと決定している。
また、株主総会では同社の資本金を今後2年間で73億EEKにまで引き上げることも決めている。
ラトビアのナショナルフラッグairBalticが06年度中に搭乗客数が37%の増加を記録した。
同社は、昨年140万人の搭乗客があり、05年度から約40万人増となった。同社では、07年度の搭乗客数目標を200万人としており、また、2012年には500万人にまで引き上げたいとしている。
タリン乗船波止場で販売される客船乗船チケット販売の60%がタリンクであることをタリン港が発表した。
シェア60%の内、タリンク自身は49%で、昨年買収したシルヤラインが11%のシェアを獲得している。
一方でライバル企業のバイキングラインは16%のシェアに留まっている。
タリンクは昨年12月だけでも52万3103人の乗船客があり、05年12月期比で123.3%の増加を記録している。
また、同社は17日、会計年度第1四半期の収益額が監査前で730万ユーロ(1億1500万EEK)となったことを発表した。売上高は1億9000万ユーロに上っている。
収益幅が減少している背景は、昨年買収したシルヤラインの償却で発生した費用が嵩んでいる事を示唆している。