エストニア統計局によると、07年1月1日の時点でエストニアの人口が134万2000人にまで減少した。
06年度は、新生児の誕生より死亡者数の方が上回ったことで0.2%の人口減となった。しかしながら、人口減の勢いはこの数年来の低さを記録している。
実際に、05年度には3000人の人口減があったが、06年度には2600人の人口減に留まっている。
新生児数は、06年度は05年度よりも500人も多く、1万4819人の子供が生まれている。一方の死亡者数は、05年度より42人増えた1万7435人であった。
エストニアの人口は1991年以来、自然減が続いている。
SEB Vilniaus Bankasによると、昨年1年間の会計監査前収益が銀行本体で2億8550万リタ、銀行グループで2億8820万リタのそれぞれを記録した。
SEBグループ全体での収益総額は、05年度期比で93%の増加となる。
収益増の背景は、運営効率が上がったこと、銀行業界の好調、融資残高が拡大したことなどが上げられる。同行は、05年度には会計監査前で1億680万リタの収益を上げ、銀行グループで1億4900万リタの収益を計上していた。
リトアニアの高級物件には既にコペンハーゲン、ヘルシンキ、ミュンヘン、ベルリン、ストックホルム、ウィーン、フランクフルトなどよりも高い値が付けられている。
世界不動産ガイド(GPG)によると、ヴィルニスの高級マンション価格は1平米3792ユーロ(1万3093リタ)もするという。
同価格帯は、EU内42都市中、16番目に高い価格となっている。GPGでは、これまでバルト3国の不動産価格はとても魅力的であったが、既に価格は高騰しすぎていると分析している。
リトアニアでの銀行シェア一位で北欧第5位の大手銀行SEBがノルディァ銀行(Nordea)と合併するかもしれない。
北欧一の融資残高を誇るノルディァでは、政府保有分の売却とSEBがその買取に興味を示していることを示唆している。
スウェーデン政府は、現在保有ノルディァ株20%を投資家に売却する意向で、大株主でもあるSEBをその筆頭と見ている。もし両行の合併が成功した場合、北欧で銀行再編の大きな流れが起こるかもしれない。
デンマークの携帯最大手TDCが保有するリトアニアの携帯電話シェア第2位のBite LietuvaとラトビアのBite LatviaをMid Europa Partnersへ4億5000万ユーロで売却した。
Mid Europa Partnersは中東欧で最大の投資会社で、オフィスをロンドン、ブダペスト、ワルシャワに構えている。