海外に在住しているエストニア人が2月1日の時点で2万9765人となっている。
最大の居住先はフィンランドで1万6535人が暮らしている。次いでロシアに3213人、スウェーデン2403人、カナダ1598人などとなっている。
欧州では、ドイツ1426人、イギリス606人とEUに加盟したからといって別段エストニア人が欧州に居を移すといった傾向は見られていない。
丁度1年前の2月には1万7752人が海外に在住で、当時はフィンランドに5087人、ロシア2937人、スウェーデン2354人などであった。
07年1月の失業率が06年12月から現状維持となる6.5%となった。
ラトビア就労局によると、1月始めに6万8944人が失業状態にあり、月末には6万9532人の失業登録があったという。実数ではこの1ヶ月に失業者は588人増加した。
国内最高の失業率はLatgaleで23.3%を記録し、最低は首都圏であるリガ区で4.8%に留まった。
リトアニア統計局によると、1月のインフレ率が月換算で0%に留まった。その一方で、年率換算では4%の上昇となっている。
商品価格は0.1%の下落したが、サービス価格は0.5%上昇した。0%インフレは、衣料品価格が下落したことで靴(6.4%)、食料品及びアルコール飲料(1.5%)、電力・水道・ガス(1.7%)などの値上がりを帳消しにしている。
不動産会社KOBAの最新調査によると、バルト3国で最もオフィス家賃が高い国としてラトビアが上げられている。
最高水準のオフィススペース(A Class)の平均家賃は、リガで一平米18ユーロもし、ヴィルニスの16ユーロ、タリンの17ユーロを押さえてバルト3国一の家賃水準となっている。
その下の水準(B Class)でも、リガは一平米14ユーロで、ヴィルニス及びタリンの13ユーロを上回った。KOBAによると、リガの家賃高は、最新のファシリティをもつ質の良いオフィススペースが不足していることが理由とされている。
また、バルト3国一の高級マンションもリガがその栄誉を得ている。住宅開発大手のArco Varaによると、最も高い物件は、首都リガだそうだ。
リガ中心部の最高級マンションは一平米5000ユーロで売りに出されており、高級感が下がる物件でも一平米3700ユーロで市場に出回っている。
ヴィルニス旧市街地内の最新新築マンションは、一平米2100〜4200ユーロで取引され、建替え物件では一平米2200〜4400ユーロの価格が付けられている。
また、タリンでは旧市街地内の最高級マンションは、一平米4200ユーロ前後で、市中心部では一平米3500ユーロ前後で取引されている。
今年リトアニアのアパレル大手Aprangaがラトビアで新たに8店舗を展開させることを予定している。
この4月にもショッピングモールSpiceにZara、Bershka、Pull、Bearなどを取り扱ったショップを設ける計画となっている。
同様に8月頃にショッピングモールAlfaにも店舗を開店させる予定で、その他にも旧市街で高級ブランド店舗2店の開設を予定している。現在のところ旧市街地に新設するブランド名は未定。
同社は、今年ラトビアの新店舗だけで500万ユーロを投じる計画で、売り上げ目標を昨年期比で48.8%増の3050万リタスと設定している。