オランダの大手石油商社Vitol Groupがベンツピルス・ナフタ・ターミナル(VNT:Ventspils Nafta Terminals)を北欧で最重要な石油ターミナルと変貌させる計画を持っていることを明らかにした。
同社はVNT株49%を保有し、VNTが実質傘下にあることから今後、大型投資を行いVNTの近代化を計る計画だという。
同ターミナルの近代化では、世界水準の最新型ターミナルを目指し、また、ロシアやベラルーシからの石油に頼らない事業構造の再構築を計ることを目指していく。
Eurostatによると、リトアニアの2月期のインフレ率がマースリヒト規約の水準を上回った。
年率換算された2月期のインフレ率は3.9%で、同規約の2.93%を1%近く上回ったことになる。
中堅銀行であるDnB NORD Bankが親会社であるデンマークのBank DnB NORDから700万ユーロの増資を受け、これによりDnB NORD Bankaの資本は1億1800万ラトに上った。
DnB NORD Bankaは国内に32支店と出張所3店を展開しており、今年は更なる支店網の充実を計ることにしている。
3月14日に株主総会を終えた中堅銀行Rietumu Bankの2006年度の決算内容が承認された。
総収益は、2960万ラト(4210万ユーロ)に上り、05年度からは16%の拡大となった。銀行資産も32%増加した9億3200万ラト(13億ユーロ)に達した。
株主総会では、株主への配当を1株0.33ラトとすることも承認し、配当総額は740万ラト(1050万ユーロ)、総収益の25%となった。残りの収益は同行の銀行網の拡大に投じられる計画。
また、総会では2007年度の収支計画も承認し、今年は3780万ラト(5380万ユーロ)の収益を目指すこととなった。
ベンツピルス市長を務めるAivars Lembergsが14日逮捕されたことでベンツビルスを舞台とした汚職究明が進められると見られている。
リガ中央裁判所がベンツピルス市長Aivars Lembergs氏の拘束命令を出したことを受けて、Lembergs氏は、14日汚職回避闘争局により逮捕されている。
検察では、同市長逮捕は、2度に渡る大金の授受があった1000万ラトのマネロン補助Aゲ饉LASCOの株主公開を拒否したことなどを上げて逮捕したとしている。
Aivars Lembergs氏の弁護人を勤めるAivo Leimanis氏は、汚職関与の嫌疑と査察を理由に同氏が逮捕されたことを認めている。同弁護士は、あくまでも同氏は証人として連行されたに過ぎないと、逮捕されたのではないとの立場を強調している。