Rietumu Bankが07年第1四半期に1210万ラト(1720万ユーロ)の収益を計上した。
3月期の同行の収益は690万ラト(980万ユーロ)であった。
07年3月31日付けで、預かり資産を除いた同行の資産総額は10億ラト(14億ユーロ)に上り、昨年からは30%、今年年初からでも7%の増加となった。預かり資産を含めると、11億ラト(16億ユーロ)となる。
融資残高は、年初からの3ヶ月間に20%増加した4億4800万ラト(6億3700万ユーロ)と融資事業は順調で、預貯金も11%増加した7億4000万ラト(11億ユーロ)となっている。
リトアニアの07年第1四半期のGDP成長率が7.1%となり、GDP自体は196億リタスを記録した。
統計局によると、建設業、卸業、小売業などが大きく経済成長に貢献したという。
数年前までは基礎工事が終わる前にあっという間に不動産は飛ぶように売れていた。それが今、タリン市内の多くの建設中のマンションやその周辺物件で買主を待つ物件が多数続出している。
現在、マンションや戸建て住宅軒などの住宅販売案件が数百にも上っている。新築だけを見ても6000戸が建設中にあるが、未だにその過半数が売れ残っている。
物件によっては完成間近となっているが、実際に売り物の80〜90%に未だに購入者が見つかっていないものまである。
エストニア政府がTonismagiの戦争記念碑の撤去、移動を始めたことでロシア系市民が早朝暴動を起こしている。
エストニア警察では、既に鎮圧した模様だが、1000人あまりが暴動に参加したとみられている。
主にロシア系市民が参加した暴動は、記念碑周辺の商店を取り囲みガラス窓を破り、100以上もの店舗を破壊し商品を盗み出している。
また、路上では、いくつもの車体がひっくり返され、道路信号も破壊されている。
現在の所、300人強が逮捕され、50人が怪我を追っている。その他に1人がナイフで刺し殺された。
旅行者は、外出を控え、治安が回復するまで状況を見るようにしてください。
リトアニア政府が25日に新たなユーロ導入までのロードマップを作成及び導入に向けて取り組む政策等を承認した。
同政策では、ユーロ導入をEUへの統合概念と重ね合わせて行っていくとしている。
政府見通しでは、ユーロ導入時期は2010年頃で今秋頃までに月日を決めたいとしている。
これまでの計画では、絶えず1月1日を導入月日としてきた。また、各金融機関へは導入後の2ヶ月間は為替手数料を無料とすることを指導している。
導入前後の120日間は、商品価格は両通貨で表示され、給与、年金、福利厚生などは導入前120日までに通知されなければならない。