エストニアのRotermanni Gruppがラトビアで大型投資を行った。同社は最近、リガのRigas Sporta Pilsを買収したという。その他にもRotermann Grupp代表のUrmas Soorumaa氏は、ラトビア前首相であるAndris Skele氏の娘から大型不動産を3億5000万クローンで買収したことを発表した。
これまでにもエストニア企業はラトビアの不動産市場へ積極的に投資を繰り返してきたが、この所の傾向は、ラトビア企業を買収する動きが活発となっていた。
エストニア企業の傾向は、投機的な不動産購入ではなく、明確な事業開発計画を伴う傾向がある。
企業買収としては、エストニアの投資会社Alta Capital Partnersがラトビア第3位の酪農企業Rigas Piensaimnieks株80%を最近買収している。同社では、この春にもLECも買収している。
また、昨年にはエストニアのSIA Metro Capital Management(Arle Molder代表)がKrasta Streetに総面積5万平方メートルのオフィス軒とSporta及びGrostones Streetに6万平方メートルのマンション軒を建設することを発表している。
同計画では、2億ユーロを計画している。
現行の不動産税率は1.5%であるが、段階的に税率が低下されるかもしれない。
ラトビアの労働団体連合会(LDDK)が現行税率1.5%は悲劇を生んでいるとし、危機を招く諸員となっていると示唆している。
LDDKによると、高税率からラトビア企業は競争力が削がれ、輸出高も低下しているという。多くの企業が実際に、資産を切り売りし、納税資金を調達したり、開発資金に向けている。
LDDKでは政府に対して、現行の1.5%を0.2〜0.5%へ現前されるべきだと呼びかけている。
ロシアがベンツピルスを経由するトランスネフチェプロジェクト・パイプラインでディーゼル燃料の輸送を停止する計画があるという。
燃料輸送はパイプライン修理のため一時的に停止される可能性があるとされるが、それが何時、そしてどれくらい続くのかなどは一切分からない。
業界では、パイプライン修理には少なくとも1年は掛かると見ている。また、輸送停止期間は、鉄道輸送も考慮されるが、費用対コストを考えると鉄道輸送は無理だと見られている。
これまでに同パイプラインでは、1日2万トンの輸送量が1万5000トンにまで削減されている。
国立歳入サービス税務犯罪局のVladimirs Vaskevics部長が21日に首都リガで自身の自動車が爆破され重傷を負っている。
警察によると、爆破された自動車はスバルのインプレッサで、Eksporta Streetのオフィスに駐車してあったという。
爆破は、エンジンを掛けたと共に爆破する装置のようだと警察では示唆している。
これまでに同氏は、オフィス周辺と自宅近くでも今回同様の自動車爆破経験があり、業務への嫌がらせだと見られている。
不動産開発業者Pro Kapital Groupがラトビアの首都リガのドミーナショッピングモール(Domina Shopping Mall)を24億クローン(約240億円)で売却した。
Pro Kapital GroupのAndrus Laurits役員は、同モール、4万平方メートル、をドイツの不動産業者KanAm Grundinvest Fondsに投資目的として売却を決めたことを明らかにしている。
同社によると、今回の売却額は、バルト3国では過去最高金額だという。