週刊紙Veidasによると、リトアニアの大富豪上位30人強の資産額が1億リタス(約48億円)を上回っているという。
国内で最も大富豪とされるNerijus Numavicius氏はVilniaus Prekyba Groupの大株主で資産額は10億リタスに達している。
その他には、Achema Groupの大株主Bronislovas Lubys氏とMG Balticの株主Darius Mockus氏が資産額がそれぞれ8億リタス、7億リタスとなっている。
また、Viciunai Groupの大株主Visvaldas Matijosaitis氏やUkio Bankasの大株主Vladimiras Romanovas氏も7億リタスを超える資産を成している。
世界的に著名ないくつかのホテルが近い将来リガに進出するかもしれないという。
Colliers Internationalのバルト事業代表であるMihail Morozov氏がヒルトンホテルやインターコンチネンタルがリガへの進出を模索していると示唆している。
その他にもハイアットホテルもリガで事業を展開することを目指しており、09年秋にもホテルをオープンさせることになっている。
リガ国際空港が2006年度に96万ラト(137万ユーロ)の収益を生み、05年度期比で4.7倍を記録した。
同空港の広報部長Martins Langrats氏は、売上高が05年度期比で21%上昇し、1623万ラトとなったことが収益を押し上げたと明らかにしている。
搭乗客数も33%上昇しており、04年度に導入した空港利用料の引き下げ政策が成功した証だと見られている。
同空港では、今年300万人の搭乗客を予測しており、近い将来に1000万人、長期的には3000万人を目指していきたいとしている。
格付け大手のムーディーズがエストニア銀行が警鐘したエストニア経済状況を最新レポートの中で追認した。
ムーディーズでは、最新レポートの中でエストニアが抱えるいくつかの経済リスクに注意を払うべきだと警告しており、エストニア銀行が指摘してきた経済が危惧されるいくつかのポイントをそのままレポートの中で追認している。
エストニア銀行総裁のAndres Lipstok氏は、今後数年間の間、資本政策をより厳しくしなければユーロの導入は期待できないとし、経済政策の厳格化を計る意向であることを示唆している。
リガ国際空港で120万ユーロ(84万ラト)を盗んだとして拘束された2名が実は空港職員であったことが明らかになっている。
この2名は、パレックスバンク(Parex Banka)からオーストリアのライファイゼン(Raiffeisen Zentralbank)へ輸送されることになっていた440万ユーロの一部をリガ国際航空で盗んだと見られている。
6月21日にリガ-ウィーン路線に持ち込まれていた440万ユーロの一部、120万ユーロをこの2名が盗みだし、その他にも搭乗客であった別の女性のかばんからも30万ユーロが発見されている。この女性は、ウィーンに到着直後に警察へこの30万ユーロを届け出ていることから、全ての疑いは晴れている。
しかしながら、残るお金が発見されていないことから、現在も残るお金の捜査が続けられている。