ビジネス雑誌ユーロマネー(Euromoney)がNordea Bankを北欧及びバルト3国でBest Bankと評価した。
これまでは、同賞をHansaBankが得てきたが、今年はエストニアでのBest Bankに選ばれるに留まった。また、Hansa BankはリトアニアでM&Aアドバイザリーの優秀賞も受賞している。
福祉省によると、2010年には15万4000人の人材不足となることが確かなようだ。
しかしながら、2030年までの今後20年強の間には、より状況は悪化する見通しで、募集人員が70万人に達する一方で、それを補う人材が完全に不足することになる。
同省の調査では、近い将来、人材の需給バランスが大きく崩れると見られ、募集される職種に就ける必要なスキルを持った人材の確保はますます難しくなるという。
特に人材募集に苦労し始めているのは、銀行、IT関連の産業となっている。
ラトビアParex Bankasのリトアニア法人で07年上半期の中間決算において120万リタスの損失が出たことが明らかになった。
昨年同期に、同行は378万4000リタスの黒字を計上していた。
今年上半期に銀行資産は47%拡大し、110億リタスを突破している。融資残高も64%増加した8億7400万リタスに上り、貯金高も16%増の4億4600万リタスであったが、利益を生むことは出来なかった。
もし不動産価格が急激な下落に直面した場合、銀行業界では融資した住宅ローンの損失補完に備えて新たな担保を借入者へ請求するかもしれないという。
実際に、新たな担保を請求されでもしたら、不動産ブーム時に不動産の購入した人たちは、価格の下落だけではなく、更なる出費を余儀なくされることになる。
今年に入って不動産価格は、下落の方向にあるが、ここに来て不動産開発業者も損失が膨らむ前に損を覚悟でプロジェクトが完成する前に売却を急ぐようになっている。
中小の開発業者は、建設コストの高騰や銀行からの借入れが難しくなってきていることから、急ぎ開発物件の売却に走り始めたとの声もあるが、現在の所、不動産市場には何らパニックは見られていない。
フィランドとエストニアを結ぶレイルフェリー構想により貨物輸送が大幅に増加すると期待が高まっている。
地元紙Eesti Paevalehtによると、レイルフェリーにより最大200車両の輸送能力があるという。
エストニア鉄道では、もしフィンランドとレイルフェリーで結ばれることになれば、最終目的地をポーランドやドイツとし、エストニアを経由させ、らとびあ、リトアニアを通って貨物輸送が一段と便利になると同構想へ期待を寄せている。
同構想は、エストニア鉄道とフィンランド鉄道の両社が、2006年から始めた3度の意見交換で両港湾を結ぶレイルフェリー構想が練られてきた。
今構想には客船会社タリンクも乗り気で、同社が繋ぐフィンランド−スウェーデンでも構想を練ってはと前向きだ。