ドバイ証券取引所を傘下に置くDubai International Finance Centre(DIFC)がバルト3国の証券市場を運営するOMXを買収提案を行う意向だたと示唆している。
英日刊紙Daily Telegraphによると、DIFCが提案した買収金額は1株250(SEK)スウェーデン・クローネと見られ、米ナスダックが提案した1株199SEKを大幅に上回る。
ナスダックでは、この5月にOMX買収の提案を行っており、OMX側とも買収合意に至っていた。
ナスダックの買収案では、現金と証券を合わせて、総額251億SEKが見込まれている。
OMXには1451人の社員がおり、昨年の売上高は3億9930万ユーロに達していた。収益も1億3400万ユーロを計上している。傘下に置く証券市場は、コペンハーゲン、ストックホルム、ヘルシンキ、レイキャべク、リガ、タリン、ヴィルニスの7証券取引所である。
医薬費の大手のOlainfarmの大株主であるValarijs Maligins氏とSalvis Lapins氏が持ち株の一部を投資ファンドへ売却したという。
同社会長であるValarijs Maligins氏と財務部長のSalvis Lapins氏のそれぞれが持ち株を放出したことになる。
現在、Olaifarm株は過去最高の水準にあり、年初の株価2.45ラトからも20%の値上がりで、今では3.05ラトの水準にある。
両氏が放出した株式数は19万7000株に達し、売却額は1株3.02ラト、総額で59万5000ラトに及んだと見られている。
2006年度の世帯支出が05年度に比べて21%も拡大した。
世帯支出は、平均155ラトに上り、21%の増加となる。この支出の増加は、都市部の21%、地方の20%とどちらもほぼ同様の伸びとなっている。
中央統計局の資料によると、昨年の所得増が23%の増加であったことから、所得が増えた分、支出も増えたという構図となっている。
都市部の支出額は172ラトで、リガでは201ラトであった。地方では119ラトとリガの6割の水準に留まっている。
一部の地域の住宅開発に向いた更地が昨年1年間に200%の値上がりを記録した。
不動産ブローカーErki Arakasでは、タリンの住宅用用地価格がタリン市内のマンション価格の高騰に影響を受けた結果、異常な値上がりとなっていると指摘している。
現在、住宅価格は、建設費用や人材不足も相まって高止まりが続いている。一方で、販売期間は過去にない程、長期間待たなくては新たな買い手がつかない状態にある。
住宅用地の値上がりが激しいのは、Nomme、Pirita、Kakumae、Kristiineなどの限られた地域に限られているが、割安な土地購入を求めて、開発業者では、値上がりがまだ望めるKohila、Kuusalu、Saueなどタリンへのアクセスの良い地域の用地取得を急いでいる。
Tarmo Sumberg氏とTauri Sumberg氏の兄弟が先週、エストニアで最も高給なヘルスクラブ、City Spaを開店させた。
メンバー制の同クラブは、タリン市中心のシティプラザ内で営業を開始し、メンバーフィーは最高6万クローン(約64万円)と同様のヘルスクラブ、Status Club Health Clubの2倍となっている。
営業戦略として、最大500人程度のメンバーしか募集する計画は内容で、営業早々20人がメンバーを登録したという。
因みに、1日券は600クローン(約6300円)となっている。