タリン市が今年目標としている歳入の60.6%を既に確保していると明らかにした。
タリン市カウンシルではこの7ヶ月間に37億クローン(約388億5000万円)の歳入があった。詳細は、税収が22億6400万クローン(約237億7200万円)で、その税収の詳細は個人の所得税が20億8700万クローン(約219億1350万円)、土地税9800万クローン(約10億3000万円)、地方税7900万クローン(約8億2950万円)などとなっている。
また、昨年同期との比較では、所得税は22.6%増の3億8200万クローン(約40億1100万円)の増収で、土地税では700万クローン(約7350万円)の増収、そして地方税が駐車料金の税収が1600万クローン(約1億6800万円)も伸びて2400万クローン(約2億5200万円)の増収となっている。
百貨店大手Tallinna Kaubamajaの傘下企業Tallinna Kaubamaja Kinnisvara ASがサアレマ島のTammemetsaに店舗計画があることを示唆している。
不動産会社Tallinna Kaubamaja Kinnisvara ASのPeeter Kütt代表がまだ公表できる段階にはないが、将来的な店舗計画があることは認め、現在は詳細の許可が下りることを待っている段階にあると店舗計画を認めている。
同社では、2002年に出店先の不動産の取得は済ませており、建設許可を待っているという。
Tallinna Kaubamajaでは、タリンにTallinna Kaubamaja、タルトュにTartu Kaubamajaの他、AS A-Selverを21店舗などを展開する意外にも
不動産会社Tallinna Kaubamaja Kinnisvara AS、Tartu Kaubamaja Kinnisvara OÜ、そして自動車販売会社としてKia Auto ASなどの子会社がある。
Tallinna Kaubamajaの06年度売上高は43億クローンに達している。
ラトビアで米マクドナルドを運営するSIA McDonaldsの06年度収益が386%も拡大したと政府系新聞Latvijas Vestnesisが伝えている。
06年度の収益は34万1000ラト(約8354万5000円)に達し、05年度の8万8374ラト(約2165万2000円)から386%の増加となった。
昨年度の売上高は05年度の174万ラト(約4億2600万円)から593万ラト(約14億5285万円)にまで増加している。
07年第1四半期の首都圏であるハルユマア地区の平均給与が1万1983クローン(約12万6000円)を記録した。
首都タリンだけを見ると、第1四半期の平均給与は初めて1万2000クローンを超えた。昨年同期の平均給与は1万164クローン(約10万7000円)で、第4四半期では1万1851クローン(約12万4500円)であった。
エストニア統計局によると、ハルユマアに次いで所得が大きい地域にはタルトュマアが第1四半期に9960クローン(約10万4600円)の所得、そして第3位にサアレマアが8772クローン(約9万2000円)と続く。
最低の平均給与となったのは東ヴィルマアで7324クローン(約7万7000円)であった。
この7月の不動産市場で価格下落の兆しが強く見て取れるようになっている。
不動産価格は6月以降、低調気味となっており、今後もこのまま低調が続くのか、下落傾向を強めて今後の数ヶ月間を過ごすことになるのか市場関係者の中で注目されている。
既にアメリカの不動産市場は困難期に入っており、エストニアの不動産市場も同様の影響を受けるのか否かが疑問視されている。
エストニア経済研究機構(Estonian Institute of Economic Research)のMarje Josing代表は、不動産購入需要の減退が窺える事で7月の不動産市場は問題を抱え始めているように見えると示唆している。