LETAによると、リガ交通(Rigas satiksme)が昨年1億1300万ラッツ(約211億5360万円)の売上、一昨年の8900万ラッツ(約166億6000万円)から27%増の売上高を記録した。
06年度のRigas satiksmeの売上高は7120万ラッツ(約134億7840万円)で、それ以前の売上高では、05年度6380万ラッツ(約119億4336万円)、04年度2120万ラッツ(約39億6860万円)と年々順調に業績を伸ばしている。
同社の昨年度の収益は511万ラッツ(約9億5660万円)に上り、前年度となる07年度の16万4962ラッツ(約3088万円)や06年度の82万2472ラッツ(約1億6520万円)、05年度の396万ラッツ(約7億4132万円)などと比べても極めて高い好業績を残している。
LETAによると、ラトビアのフルーツや野菜といった生鮮野菜を扱うPure Foodが今月ブルーベリー200トンを中国へ出荷するという。
同社のAigars Balodis代表は、中国向け商品の確保に今まで以上にブルーベリーの買い取りを行うとしており、今後も海外への出荷に力を入れていくと同社の営業戦略を説明している。
現在、中国の経済諮問段が訪れているラトビアでは、中国の多くの企業からも代表者が同行しており、加工品でもバルト3国産のジャムなどに強い興味を示している。
昨年、同社は1054万ラッツ(約19億7300万円)の売り上げを計上し、28万3776ラッツ(約5312万円)の収益を挙げている。収益は実に07年度の45倍にも匹敵する。
今年の売り上げ目標は、昨年度期比で14%増としており、最低でも1200万ラッツ(約22億4640万円)を目指している。
ラトビアの南西部にあるリエパーヤの失業率が9月1日の時点で15.7%に達し、年初から2倍に上昇していた事が明らかになった。
LETAによると、リエパーヤの失業者数は6229人に上り、1月1日の3318人から急増している。
1月時点でのリエパーヤ市の失業率は8.3%であったが、既に市内でも13.6%にまで上昇している。リエパーヤの失業率は今後数ヶ月間は引き続き上昇すると見られ、当分は悪化は避けられないと見られている。
LETAによると、今週から航空会社airBalticのオンライン旅行会社www.airBalticTravel.comが格安で航空券とホテルをパッケージにした旅行を販売し始め、個人旅行や出張旅行に役立ててほしいとしている。
airBalticは、既に保険、レンタカー、エクスプレスバス、ホテルなどをパッケージ旅行に組み込んだ商品を販売しており、これらの格安版としてオンライン旅行会社を設立している。
一般的な割引率はairBalticの旅行代金の2割引きとなっており、旅先は120カ国、2万3000ホテル強から選択できるようになっている。
地元紙Eesti Päevalehtによると、ホテルチェーンのMeriton Hotel Groupがホテルの星(格付け)取得申請を今年は見送る方針を明らかにした。
いくつ星といってホテルの格付けを見るのがホテル業界の慣例となっているが、同グループでは経費節約として新たな星申請を見送ったという。
同社によると、経済危機の期間は何らかな先駆的な何かを施す事が事業を安定化するきっかけになるといい、星の数を競うことが経営を安定化させられるとは思えないと申請を見送った理由を説明する。
特に星の数が固定されてしまうと宿泊代を自由に設定できなくなり経営にデメリットがあると同社のVitali Makejev営業部長は述べている。
今回同社が星取得申請を見送ったのは旧市街内のホテルとMeriton hotels Conference & Spaとなっている。