巨大メディアEkspress GroupがDelfi買収の為に金融機関から4310万ユーロのシンジケートローンの借り入れ契約を締結した。契約期間は5年間となっている。
金利は、6ヶ月ものEURIBORにリンクし、マージン幅は0.9%から1.7%となっている。
独禁局も買収を承認したことからEkspress GruppはDelfiを傘下に置くInterinfo Balticの株主へ5400万ユーロを支払うことになる。
エストニア最大の酒造Saku Õlletehase ASが07年上半期に4億6400万クローンの売上を計上した。売上高は、昨年同期比では33%増となっている。
しかしながら、販売高が33%の増加を見せたにも拘らず、純利益は高額配当を行ったことが響き、2800万クローンに留まり、昨年同期比で19%も減少した。
飲料販売は、16%増の4900万リットルを記録し、ビールの販売高は3730万リットルと全販売高の過半数を占めた。
市場調査会社AC Nielsenによると、エストニアのビールシェアはSakuが51%を占め、次いでAleCoq Breweryが34.3%のシェアを得ている。
エストニア独禁当局がEkspress Gruppが発表したDelfiの買収を承認したことが発表された。
これによりEkspress Grupp傘下のZinsinがDelfiの親会社であるInterinfo Balticを8億4600万クローン(約85億円)で正式に買収することになった。
買収資金はIPOで得た資金とSEB Ühispank、Sampo PankそしてNordea Pank等が組織するシンジケートローンをあてるという。
Delfi Groupの2006度収益は8900万クローン(9億円強)であった。
タリン市中心部にあるヴィルホテル(Viru Hotel)のオーナー企業Pontos OYとタリン市政府との間で対立していた増築問題が今週大きく動き出した。
タリン市政府は、ヴィルホテル隣接地での建築を暫定的に禁止することを同ホテルのオーナーであるPontos OYに伝えた。これまでに同ホテルでは、新たな17階建ての増改築を計画していた。
今回の決定に対し同ホテル側では、市政府が建設を禁止できるのは改築プランが準備できた時にだけ出来る筈のものであるにも拘らず、現状で禁止を告げたことは明らかに法律に反していると主張している。
Latvijas Gazeが今年、半年間の間に昨年同期比で23.5%増となる650万ラトの純利益を計上した。
同社ではこの6ヶ月間に9億4000万立方メートルの天然ガスを販売した。販売高が微減したが、その背景は年初からの3ヶ月間が暖冬となったことが大きく影響したという。