日刊紙SL Ohtulehtが行った調査で子供2人の4人家族で、夫婦共稼ぎであっても所得額が平均所得であった場合、生活は大変だという結果が報告されている。
同紙によると、物価上昇が酷く、夫婦共稼ぎであっても家族4人が暮らすには余裕がないと考えている家族が多いことが明らかになった。
同紙では、平均的家族の例として、40歳の父親が月2万クローン(約20万円強)の所得があり、妻が同じく月に3600クローン(約3万6000円強)の所得を得ており、子供の1人が幼稚園に上がる前で、もう1人が幼稚園児という内容で家族の家計簿が紹介されている。
また、家族は少し前に2LDKのマンションと夏のコテージを銀行ローンを得て購入している。
家計簿は、ローンの返済に毎月1万クローン(約10万円強)強を支払っており、収支は既に数千クローンの赤字、もし自動車もリースやローンなどを組んでいたら完全な真っ赤な借金漬け生活となってしまう。
実際にもし片親だけの所得しかなかった場合、殆どの家庭では、まともな食事にもあり付けないだろうと紹介されている。
スイスのMercuria Energy Groupがムーガ港(Port of Muuga)の石油ターミナルを運営するEurodek社の過半数の株式を買収したことを明らかにした。
MercuriaではEurodek社を経営するValeri Melnikov氏と在デンマーク在住のロシア人パートナー等から株式を買い取った。Eurodek社は1993年創業で40カ国で事業を行っている。
昨年の売上高は200億ドルであった。
ラトビアのナショナルフラッグairBalticが場合によっては本社機能をラトビアからスイスへ移転させることもあると示唆している。
本社の海外移転を後押しするのは、欧州委員会が航空業界にもCO2の割り振りを求める意向であることに発している。
同社のBertold Flick代表は、現状から踏まえて航空業界も相当の対応が求められると考えられることからEU加盟国であるラトビアへの影響は大きく本社を移転させた方が国家の為になるとして、本社の移転もやむなしとの姿勢を強めている。
07年8月期のインフレ率が10.2%を記録しラトビアがEU圏内最高に舞い戻った。
ラトビアが最後にEU最高を記録したのは4月の事で、5月以降はハンガリーが域内最高のインフレ率を維持してきた。4月以前では過去数年間に渡ってラトビアがEU最高を固持してきた。
この8月のインフレ率最高はラトビアとなったが、次いでブルガリアが9.3%と高いインフレ率を記録し、ハンガリーは7.1%と第3位まで定位置を2つ落とす結果となった。
4位以降は、エストニア6.2%、リトアニア5.6%、ルーマニア5%などと総じて新規EU加盟諸国が上位を独占した。
一方の低インフレを維持したのはマルタが0.6%と低く、次いでデンマーク0.9%、オランダ1.1%などとなっている。
大手メディアEkspress Groupに買収されたインターネットメディア大手のDelfi Groupの8月の売上高が870万クローン(約8875万円)に達した。
8月の売上高は前年同月期比で50%の増加となる。
また、1-8月期の売上高は7770万クローン(約7億7925万円)となり、昨年同期より42%の拡大している。