パルヌ市政府が海岸沿いにある3階建てのホテル Hotel Delfineの一部取壊しを要求している。
Supeluse 22にある同3階建てのホテルを建設したAS Parnaがホテルの3階部分の取り壊しを要求されていることを認めている。
同社のMare Aavamagi代表は、取壊しへの対応をどうすればいいのか判断がつかないとコメントしている。同氏によると、3階部分は天井部分に過ぎず、通信機器などが設置してあるのみだという。
ただし、取り壊しの要求には既に合意に達しているという。
同社では、取り壊しは08年初めまでには完了させる計画で業者に作業を発注している。
ノルウェーの投資銀行Orion Securitiesがビルメンテナンス会社City Serviceの企業価値はもっと高いとして同社株の買いを奨励している。
Orion Securitiesでは、今年上半期のCity Serviceの中間決算を吟味した結果、同社への投資は有益だとして株価が現実的に21リタスまで高騰するとの見通しを明らかにしている。
ハンサバンク(Hansabankas Group)のリース残高がこの9月までに63%拡大した40億リタスまで増加している。
傘下のリース会社Hansa LizingasとBaltijos Autolizingasを併せたマーケットシェアは4%増の41.4%に達した。
Hansa LizingasのVytautas Dauksa部長によると、今年同社のマーケットシェアは50%にまで拡大すると予測している。
Ventspils Nafta傘下の石油ターミナルVentspils Nafta Terminals(VNT)が年初からの8ヶ月間に原油及び石油関連商品910万トン余りを取り扱ったことを発表した。
取扱量は昨年同期よりも500万トンも上回る伸びを記録している。
この8ヶ月間にVNTではディーゼルオイルの輸送を主に扱い、ディーゼルの取扱量は660万トンに達し、主に鉄道やパイプラインで輸送している。
ディーゼルの他、ガソリンは鉄道輸送で130万トン、原油はタンカーで120万トンあまりを取り扱っている。
51%のVNT株はVentspils Naftaが所有し、残りの49%はオランダのVitol Groupがキプロス籍のEuromin Holdings Cyprus Limitedから買い取っている。
VNTの事業はVitol Groupが事業参加して以来、大きく事業規模を伸ばしている。
不動産会社Pindi Kinnisvaraによると、今マンションを売るのは時期が悪すぎるという。
同社のParle Sepping-Raud氏は、不動産市場では投資家が枯渇していることから売買は難しく、売るのも買うのも先延ばしされる傾向が見られると示唆している。
マンション購入を控える代わりに、賃貸市場が活気ついており、賃貸需要が伸び、家賃も上昇傾向にあるという。
今年年初から賃貸市場は10%の伸びが見られ、特にタリン市中心部での家賃は25%の上昇を残している。
昨年、タリン中心部の50平米あまりのマンションは、4500(約4万5000円)〜5500クローン(約5万5000円)程度の家賃であったが、現在は7500(約7万5000円)〜8500クローン(約8万5000円)まで値上がりしている。
郊外でも同様に1500クローン(約1万5000円)あまり値上がりしている。