リトアニア統計局によると、リトアニアの貧困率は20%に達しているという。
統計資料では、06年度に貧困生活と判断された市民数は68万人に達し、貧困層の所得水準は、独身437リタス、夫婦に子供2人の世帯で918リタスとされる。
また、片親世帯の貧困率が最も高く、片親世帯の42.8%が貧困層にある。その他には就労者の10%、失業者の61.4%が貧困層に入っている。
米マクドナルドがバルト3国での事業をマルタ籍企業であるPremier Capitalへ売却しようとしている。
リトアニアの競争委員会では、Premier Capitalからマクドナルドのバルト3国事業所株100%を買い取る申請書を受け取ったことを認めている。
Premier Capitalでは、先ずラトビアでの事業を買収し、続いてリトアニア、エストニアの事業を買い取る手順になっているというが、売買契約書はまだ作成されていないという。
アクロポリス・ショッピング・モール(Akropolis Shopping Centre)の07年1-9月期の売上高が12億3000万リタス(約665億7000万円)に上り、57.5%増を達成した。
首都ヴィルニスのアクロポリスでは、この9ヶ月間に訪問客数は1140万人に達し、昨年同期比で12%増となっている。同じくクライペダでは前年期比10%増の870万人の訪問客があり、この4月に開園したばかりのカウナスでは既に600万人の訪問客があった。
昨年、アクロポリス社の総売上高は11億リタス(約484億円)あり、今年が既に16億5000万リタス(約726億円)に達していることから、年間でも大きく昨年度の売上高を上回ることが期待されている。
エストニア統計局によると、07年第3四半期の経済成長率が6.4%に留まり、過去4年間で最低水準を記録した。
経済成長率は、製造業や小売業の停滞、運輸、ホテル、レストラン、そして不動産活動の減少を受けて、経済活動が鈍化した格好となった。
エストニア最大の客船会社Tallink Gruppが今年度の収益予測として13億クローン(約132億円)を見込んでいると示唆している。
売上高は、127億クローン(約128億円)を見込んでいる。
同社によると、07/08年度の決算予測で、今期は昨季を大きく上回る好決算となると予測している。
好決算は、特に下半期に新たに導入される新予約システムが大きく貢献され、そしてシルヤラインとの合併によるシナジー効果がより明らかになることで齎されると見られている。