不動産開発大手のLinstowがリガにバルト3国最大のショッピングセンター、Riga Retail Park、を建設する計画を暖めている。
計画では、Riga Retail Parkは敷地面積25万平米で08年暮れまでに建設を始め、完工は2010年秋だという。
モールには、大手家具屋、DIY、モームセンター、ハイパーマーケットなどが入居する計画。娯楽施設も隣接する計画で娯楽施設が入る別館は、6万500平米を予定している。
カウナスに本社を置くKorelitaが欧州急成長中小企業トップ500社の中で第28位と貢献している。
ビジネスウィークによるランキング付けでリトアニア企業23社がトップ500社に顔を出した。
Korelitaは従業員数430人の企業で、酢酸セルロース繊維を生産しており、国内及びバルト3国では競合が存在しない。また、世界的にも6箇所でしか同様の事業を営んでいないという。
2006年度のKorelitaの売上高は3677万リタスで、今年の収益見込みは昨年から倍増となる50万リタスを見込んでいる。
債務取立企業Majanduskaitse BurooのLauri Vitsut代表がエストニアの状況について、悪化からより最悪化しつつあると指摘している。
Vitsut氏は、地元紙アリパエブとのインタビューの中で国内のローン借入者の多くが借金漬けにあり、多くがSMSローンを使い、銀行への住宅ローンの支払いにあてていると状況を説明している。
同氏の意見では、エストニア経済は今ソフトランディング中にあり、感覚的には2階の窓から飛び降りているようなものだと状況を比喩する。
06年第3四半期と比較して、不動産売買の認証件数が25%も減少し、07年第2四半期と比較しても17%も減少している。
エストニア統計局によると、第3四半期の不動産売買件数は1万1400件に上り、売買総額は127億クローンに上った。売買件数及び売買総額も共に昨年同期比で大きく下げた。
今期よりも少ない売買件数は、04年第1四半期の1万2000件であった。
売買の公証件数は、半数がタリンで行われている。
先週末、タリンのサクアリーナ(Saku Arena)で開催されていた不動産フェア(Real Estate Tradefair)で訪問者数が極端に少なく、主催者関係者を落胆させている。
地元紙アリパエブによると、同フェアに参加した不動産関係者は中小企業が多く、大手業者が不参加であったこともあり、人気不足感から訪問客の足が遠のいたと見られている。
開催寸前まで参加を悩んだ企業も多く、一部のブースでは空きの状態となっていた。