ラトビアのナショナルフラッグ、airBaltic、が08年夏季からリガからアルメニアの首都エレバン(Yerevan)とカザフスタン最大の都市アルマトイ(Almaty)へそれおぞれ直行便を就航させることを明らかにした。
同社では、東方への就航を拡大する意向で、今回の新就航先もその戦略の一環だという。これまでに同社はロシア、ウクライナ、ベラルーシ、グルジア、モルドバ、アジェルバイジャンなどの約20都市へ航路を持っている。
エレバンは、1000年の歴史を持つ都市で歴史散策に適している。また、アルマトイは、カザフスタン最大の都市で1998年以降、同国の首都となっている。
新たに郵便貯金銀行の設立に向けて運輸省が3社の入札参加申請を受けていると明らかにした。
応札する企業とは、Lattelecom、DnB Nord Banka及びMonoの3社。3社は共に郵貯銀行設立の意思を表明しており、それぞれ国内の郵貯ネットワークの構築を謳っている。
近い将来に運輸省では各社と協議を持つことになっている。
ラトビア最高裁判所が元Banka Baltija役員等に懲役を求刑した。
11月20日、最高裁は元Banka Baltija最高執行会長のAleksandrs Lavents氏とTalis Freimanis代表の2名に懲役を宣告し、Lavents氏は7年間、Freimanis氏は5年5ヶ月を刑務所で過ごすこととなった。
最高裁の判決では、Lavents氏は電力会社Latvenergoへ800万ラトの弁償と船会社Latvijas kugniecibaへ1200万ラトの弁償をそれぞれ求刑されている。
大荒れとなった20日のタリン証券取引所の株式市場では、寄付きからいくつかの株式が大きく下落した。
最大の下落を演じたのは、カジノ大手オリンピックエンターテイメントで、株価は19日の終値から3.8%下落し、50.46クローンで取引が始まった。
午前中の同社の取引高は220万クローンに達した。
その他には、衣料品大手Baltika株が5%下落し、61クローンで取引され、ライバル企業Silvano株も5.8%下落した63.37クローン、 不動産開発Trigon Property Group及び同社から林業及び家具メーカーのViisnurkがそれぞれ7.7%、10.5%株価は下落している。
MG Balticの大株主であるNDX Energijaの執行役員Darius Mockus氏がロシアの秘密組織と関係しているという。
NDX EnergijaのZilvinas Marcinkevicius役員は、新原子力発電所建設計画がMG Baltic主導で計画されている一方で、政府には建設計画に対してブラックメールもどきの嫌がらせもあると示唆している。
Marcinkevicius氏は、Mockus氏が長期にわたって秘密組織メンバーと見られるロシア系住民と関係を維持していると指摘している。