天然ガスの小売価格が1立方メートルあたり1リタスから1.69リタスに値上げされ、ほぼ70%の値上げが行われる見通しとなっている。
主に価格上昇は最大年間800立方メートルを利用する一般消費者等に負担が載せられることになる。
Lietuvos Dujosの役員会は22日、新天然ガス料金体系を了承し、国立価格及びエネルギー管理委員会に提示したことを明らかにした。
大手銀行の一角DnB NORD Bankasが08年にリトアニアの経済成長が依然7%の水準を維持すると予測を立てている。
ただし、高インフレと旺盛な国内需要が経済の競争力を剥ぐと警鐘も鳴らしている。
DnB NORD Bankasによると、労働力不足や消費量は、極端な楽観主義の上に成り立っており、賃金上昇スパイラルを巻き起こしているという。
同行では、輸出企業は今年も収益を計上し、一方で国家の経常赤字は拡大してはいるが、来年度も輸出は好調を維持するとの見方から、順調に経済成長が見込めるとして経済がソフトランディングに向うとの見通しを示唆している。
06年度の給与上昇率でエストニアがバルト3国中最高となる22%の増加を記録した。その他ではそれぞれリトアニア16%、ラトビア18.5%であった。
Fontes Baltijaが行った今秋の給与調査によると、バルト3国では今年9〜12%の給与上昇が予測されている。
今後12ヶ月間のリトアニアの昇給率予測は11.5%と高く、3ヶ月間でも10%の上昇が予測され、同じくラトビアでは15%、エストニアでは今後1年間に11%の給与上昇がそれぞれ予測されている。
電力会社Eesti Energiaが新電力料金の試算過程で計算ミスを犯し、値上げ申請した新料金体系は実は5%の値下げとしなければならなかったと間違いを明らかにした。
複雑な計算と膨大なデータによって計算ミスを犯してしまったとその間違いを同社のKristjan Hamburg広報が明かしている。
エストニアの大手銀行の一角SEB Eesti UhispankのHardo Pajulaアナリストがエストニア経済は減速しており、これは当然で恐れることは何一つないと同行の顧客向けニュースレター(Rahaleht)の中で私見を披露している。
Pajula氏は、10%の経済成長はもう過去の事で、エストニア人は新たな現実を見つめる時だと指摘している。
また、私見としてエストニアは来年4%の経済成長となると予見している。