バルト3国でシェア最大のオンライン人材派遣サービス、CV Keskus、の株主と創業者Erko Kundla氏とRaivo Hein氏等は、同社をロシア人、イギリス人、米ファンドのコンソーシアムに売却することを決定した。
同社は8年前にエストニアで創業し、現在、エストニアの他にラトビア、リトアニア、チェコ、スロバキア、ポーランド、ルーマニア、オランダ、ハンガリーでCV Marketのブランド名で事業を展開している。
同社の売却価格は、1億4000万クローン(約14億7000万円)と見られている。
07年第3四半期は、第2四半期比で、政府の一般債務は3億5310万リタス減った146億7100万リタスとなった。
財務省によると、この水準はGDPの15.4%となる。第2四半期の一般債務はGDPの15.8%を占めていた。
債務の詳細は、国内債務は8500万リタス増加した一方で、海外債務は4億3810万リタス減少した。第3四半期末の国内債務は53億5500万リタス(債務総額の36.5%)となり、海外債務は93億1600万リタス(債務総額の63.5%)となっている。
エストニアのアウドルにある世界最大の銀ギツネ養殖ファーム、Audru Farm、がビジネスをやめるという。同ファームでは2万3000匹の銀ギツネを飼っていた。
地元紙Eesti Paevalehtによると、この10月に事業撤退の決定が下され、従業員42人も解雇されることになる。
Ragner Matsalu代表は、創業から50年間もの間営んできた事業を辞めるに至った理由はいくつかあるという。最大の理由は、この3年間に800万クローン(約8400万円)の損失が発生したことを挙げている。
また、まぐさの価格が高騰し、そして賃金の上昇を従業員から求められたことで、実際にそれらに応じられるほどの財務状況にないことや09年には同ファームもEUの新規制を遵守せざる得なく、その費用が最低でも1000万クローン(約1億500万円)もすることから、事業の継続は実質的に不可と判断したことで事業を辞める決定を下したという。
同ファームは、44ヘクタールの土地を所有しており、将来的には宅地開発を目指すという。
07年第3四半期の平均賃金水準が1万899クローン(約11万3400円)となり、時給計算でも66.78クローン(約695円)まで上昇した。
エストニア統計局によると、06年第3四半期比で、平均月給は20.2%、時給計算でも22.7%の上昇となった。今年の賃金水準は、毎四半期とも20%の上昇が記録されている。
第3四半期を月別で見ると、7月1万763クローン、8月1万823クローン、9月1万1122クローンと毎月給与が上昇傾向にある。
リトアニア内閣広報部が検察当局が原子力発電所の法制化の中で政治家にお金が支払われた形跡があるとして査察を始めていると示唆している。
同広報部は、検察に対し、内閣に最終的な判断を任せるように依頼しているという。
先週、テレビ(TV3)のニュース番組の中で内閣が原発の法制化承認作業の中で違法に3000万リタス(約1億3000万円)の支払いが行われたと報道していた。