イタリアのインターネットプロバイダー大手Tiscali社は10日、2億5000万ユーロの社債を発行させる為に、チェコからの撤退を決定した。
同社は、同様にオーストリア、デンマーク、スペインからの撤退も同時に発表した。しかしながら、撤退理由については、コメントされていない。
チェコTiscali社は、4カ国の会計監査をしていたことだけが明らかにされている。
スロバキア統計局(SUSR)は9日、6月のスロバキアの工業生産高が4.7%増に留まったことを発表した。5月に7.9%増を示していたことから、停滞気味との判断がなされた。
6月の鉱業生産、電力発電、ガス、水といった工業生産高は、昨年5月に8.8%増といった好調を示した昨年と比較して、4.5%増の微増で留まった。
最大の伸びを示した工業機械分野だけは大幅な伸びを見せ、47%増と好調であった。
PSZAFは9日、ハンガリー内に138社の外資系金融機関が5月のEU参加以降の間に、営業登録していることを発表した。
これらの企業の殆どは、EU規則で許可されている自国の営業ライセンスを利用して、ハンガリーでも営業をする形態をとる。
同EU規則では、企業はPSZAFに対し、"over the border"サービスを申し組むことになる。138社の中には、銀行が30行、金融サービス会社が42社、保険会社が66社であることをPSZAFの広報Istvan Binder氏が明らかにしている。
米国タイヤメーカのGoodyear社は6日、ポーランドの子会社Debica社の第2四半期の収益が2.6%増の2750万PLNに上ったことを発表した。
同社がポーランドで生産する70%以上がユーロ経済圏に輸出されている。ポーランドの通貨zlotyがユーロに対し4.2%近く上がっている事も相俟って、売上げを伸ばした格好となった。
売上げ収入は、年間ベースで4月から6月期が8.4%増の3億6890万PLNであった。
PetrochemicalグループのUnipetrol社は6日、チェコの会計基準を基に発表された収益が11億4000万CZKに上り、昨年同期の7億2730万CZKから大幅増となった。
グループ各社の売上げ累計は340億CZKとなり、自社商品の売上げとサービスの提供により300億CZK、他社製品の販売等からの売上げが40億CZK という内訳であった。
また、同社の総資産は、6月末時点で726億CZKに上る。