エストニア最大の繊維メーカーKreenholmがMarimekkoに続いてフィンランドの大手小売会社S-GroupとKeskoといった2大顧客を失うかもしれない。
地元紙Eesti Paevalehtによると、問題は実際にKreenholmがウズベキスタンから輸入するコットンが児童就労をさせて生産されたものなのか否かが問われているという。
S-Group及びKeskoの両社は、とKreenholmに同社が輸入するコットンが児童に就労させて作られたものではないという証拠の提出を求めている。
Kreenholmでは先週ウズベキスタンから輸入したコットンが児童により刈り取られたものではという嫌疑があるとして、輸入を中止したことを発表している。
フィンランドの繊維会社Marimekkoでは、既にKreenholmとの取引を中止しており、問題が解決するまで取引の再開は行わないと示唆している。
建設会社大手のスカンスカ(Skanska EMV)が英語大学(English College:Inglise Kolledži Sihtasutus)に対して2000万クローン(約2億800万円)の支払いを求めており、学校側では払えないとして最悪破綻もあると対峙している。
地元紙Postimeesによると、学校側のHillar-Peeter Luitsalu執行会長は、行内にジムとプールの建設の為に契約をスカンスカと結んだが、実際の建設コストが計画を大きく上回ったことで債務が嵩んだと説明している。
建設コストの増加は、取壊しの際見つかったのだが、一部が歴史的価値のある壁である為、国立遺産委員会から遺産を保護することを求められたことから負担が拡大したという。
同校では、市政府へ建設コスト増加分の融資を調整するように求めており、もし債務が滞ったら、建物すのものを売却せざるえなくなる。
エストニア航空(Estonian Air)が08年春からミュンヘン及びローマへ新たに就航することを発表した。
同社は来年3月30日からタリン−ミュンヘンの直行便を就航させ、計画では週3便を運行させる。運賃は片道税込みで995クローン(約1万300円)からとなっている。
また、同じくタリン−ローマへも就航させる予定で、こちらは4月4日から週2便を予定している。運賃は片道税込みで1095クローン(約1万1400円)からの予定。
エストニアの消費者ローン最大手BIGの第3四半期中間決算発表で同社が支払いが滞っているローンが大量にあることが明らかになった。
同社によると、9月末までに融資全体の17%にあたる3億3000万クローン(約34億3000万円)に支払いの滞りがあるという。6月末の時点では13.8%にあたる2億2200万クローン(約23億900万円)が同様に支払いの滞りがあった。
しかしながら、同社の07年1−9月期の収益は1億3100万クローン(約13億6250万円)に上っている。
民族同盟党員でKivioliの市長を務めるVoldemar Trumm氏が賄賂を受領したとして公安が身柄を拘束している。同氏の嫌疑は、同地域の観光業促進の為に設立された基金のMadit Olt会長へ賄賂30万クローンを要求したことだとされている。
同基金は、スキーリゾートを建設ることを目的に設立されている。
Trumm氏は受領したお金は賄賂ではなく、若年者プログラムの為の献金だったと説明し無実を主張している。
公安の動きは早くTrumm氏の拘束は同氏が10万クローン(約104万円)を受領した直後に現行犯で逮捕している。
Olt氏によると、環境投資センターKIKから1100万クローン(約1億1450万円)を受け取った直後から市長はOlt氏に賄賂を仄めかし、同計画は賄賂次第といったニュアンスで賄賂を求められたという。
Kivioli市は、同計画の為に80万クローン(約832万円)の支出が予定していたが、支払いはなく、Olt氏は市長へ連絡を取るように伝え聞き、市長から30万クローン(約312万円)の賄賂と引き換えに資金の投入が約束されたと語っている。
そしてOlt氏が公安に通報し、10万クローンの入金確認直後にVoldemar Trumm氏の身柄が拘束された。