ファッションメーカー大手のアプランガ(Apranga Group)が07年1-10月期に2680万リタス(約12億600万円)の税引き前収益を計上し、前年同期比で47.3%増を記録した。
同グループの1-10月期の売上高は3億9260万リタス(約176億7000万円)となり46.9%増を記録している。
国別で見る売上高増加率は、エストニア28.3%増、ラトビア54.8%増、リトアニア46.8%増となっている。
また、同社では今年の見通しを変更し、売上高4億3500万リタス(約195億7500万円)、収益3250万リタス(約14億6250万円)とそれぞれの当初の見通しを引き上げている。
Ventspils nafta Groupの07年1−9月期の収益が3530万ラトに上り、06年同期比で6.7倍となった。売りが出高も6280万ラトとなり、同じく20%増を記録した。
同社の高収益の背景は、オランダの Vitolが事業参加したことで大きく営業体系が変わり、傘下のVentspils nafta terminals Ltdの収益が大きく改善したことにある。
07年初めからVentspils nafta terminals Ltdの取り扱い量が大幅に増加しており、1−9月期に既に原油及び石油を101万トン取り扱っている。06年同期には620万トンの取扱量であった。
同社は、この9ヶ月間に720万トンの軽油、140万トンのガソリン、140万トンの原油を取り扱った。
国家価格エネルギー管理委員会はガス会社のLietuvos Dujosに一般世帯向けに最低69%の値上げを認める決定を出している。
同委員会では、Lietuvos Dujosが求めた一般世帯向けのガス価格の値上げを承認し、これにより800平米の住宅向けのガス価格は税込みで1平米1.69リタスが課されることになる。
800〜2万平米の住居へは75%の値上げとなり、ガス料金は1.33リタス/平米が徴収される。また、それ以上の規模の住宅には、76%値上げされた1.32リタスが課される。
エストニアのAndrus Ansip首相が11月30日から米ハイテク拠点であるシリコンバレーに新設したEnterprise Estoniaのオフィスを訪れていた。
出先オフィスの設置でエストニアはエストニアのIT技術を紹介し、アメリカから新たな投資を呼込むことを目指している。
同オフィスを纏めるのはAndrus Viirg氏で、同氏はエストニアの技術紹介とエストニアでのコンタクト先紹介などを行うと開設目的を説明している。
同首相は滞在中の期間、Chuck Reedサンノゼ市長との会合を持ち、お互いの発明ビジネスの創設について協議している。
06年度の研究開発費が漸くGDPの1%に達した。
しかしながら、EU平均ではGDPの1.84%、そして近隣のフィンランドでは研究開発費はGDPの3%を優に上回っている。
エストニアの研究開発費は、漸く10億クローンを上回った。