石鹸メーカーSIA Stendera ziepju fabrikaでは、今年330万ラト(約7億7200万円)の売上高を予定しており、昨年期比で32%増が期待されている。
今年上半期には、売上高は昨年同期比89%増の130万ラト(約3億420万円)を記録しており、3四半期の売上高を見ても同様に昨年同期比で50%上回る200万ラト(約4億6800万円)であった。
国内に14店舗を展開する同社だが、隣国エストニア、リトアニアの他にもCIS諸国、ポーランド、ドイツ、イタリア、ハンガリー、フィンランド、イギリス、アメリカ、中国、スペイン、スウェーデン、そして日本などにも店舗を進出させており、世界各国で総数160店舗強を展開する巨大石鹸メーカーとなっている。
今後は、アイルランド、フランス、残りの北欧諸国にも進出を予定しており、UAEからも進出依頼を受けているという。
タリン市のクリスティイン(Kristiine)地区市政府が不法にアルコールを販売していたとしてプリズマ・ハイパーマーケットを上訴した。
市政府によると、簡易裁判所の判断は不公平で法律に反しているとして今回の上訴を決めたという。
クリスティイン地区市政府はこの夏に同社で不法にビールを販売したとして同社の酒類販売免許を取り下げている。
当初、簡易裁判所では、市政府の判断は不当で同社へ引き続きアルコールの販売を許可する判決を下していた。
ドイツ企業では高役職となる職務にエストニア人は経験不足で、且つ若すぎるとして採用することはないという。
11日、タリンで開催されたドイツ企業によるセミナーで、Perfekta Holding EestiのAlo Laud代表は、年齢は小さな問題ではなく、客観的に評価するべきだとエストニア人の高位職務での採用に意見を述べている。
年齢の他にも、言語の壁、スキル不足などが問題だという。
中堅最大手銀行であるSnoras Groupがドイツのスポーツカーメーカーであるスパイカー(Spyker Cars)へ出資する移行であることを伝えたという。
投資計画は、同社資本金の29.9%相当となる。
スパイカーでは、限定車としてC8やD12などを生産しており、それぞれ時速300キロを超える速度を出すことが出来る。C12については、来年度にも販売を予定している。
スパイカーでは今年上半期に3000万ユーロの損失を計上した。昨年同期には損失は110万ユーロに留めていた。
大手銀行SEB Vilniaus Bankasの頭取相談役を務めるGitanas Nauseda氏が、来年、国内三大都市の不動産価格は最大15%の下落し、同時に融資が焦げ付く不良債権が急増することを予見している。
中央銀行金融安定局のMindaugas Leika部長は、Nauseda氏の意見に現実的で賛同すると語っている。
Nauseda氏の予見は、不動産価格は今年既に値下げされ、この流れは依然続き、同時に値引きと相まって家具やキッチンなどが標準装備されるなどして結果として更なる値下げが行われるというものだ。
また、最大の不動産価格下落要因として、インフレが強く作用するとしている。