ヴィルニス国際空港の新旅客ターミナルは今秋既に完工しているにも拘らず未だにテープカットが行われずにある。
工事に携わったスペインからの季節工によると、新ターミナルの開港は技術的な問題から延期されたままであるという。
同空港では、旅行者が増えるクリスマス前までには何とか開港させたいと問題解決に躍起になっている。
今年ロシアからエストニアを介した中継貿易が40%も減少し、経済成長が急速に減速したが、それも最悪期は既に終えたとハンサバンクのシニアアナリストMaris Lauri氏が示唆している。
同氏によると、第3四半期の投資も引き続き減少したことで第4四半期もしくは08年第1四半期までは影響が出ると見られるが、原油の中継貿易が急速に減少したことでエストニア経済への影響は実際に小さいものではなかったが、こららは新しいことではなく、それらの最悪期は既に峠を越しているという兆候が見られるという。
事業者の悲観論は徐々に後退し、再投資への動きが見え始めていることから、春先か初夏には楽観主義が浮上すると見られている。
多数は中央党が牛耳るタリン市政府が同党の主要支援者親族者へカジノ免許を発行しようとしている。
地元紙アリパエブによると、市政府はカジノビジネスへの規制化を強めている最中にSiim Seppik氏とSulev Seppik氏が経営するHexanor Ltdがラスナマエにカジノを開店させる為のカジノライセンスを発行する動きを見せているという。
中央党の大支持者であるAin Seppik氏の息子2人へのカジノ免許発行は、大きな疑問も囁かれている。
疑問の声は、実際のところ、ラスナマエには既に22店舗ものカジノが営業しており、これ以上なぜカジノが必要なのかという点にある。
中央党の広報では、許可を出す理由を既存のカジノの多くがスロット台数などの規則が守れない為、閉鎖される方向にあり、一方でHexanorが巨大な投資を行う用意があることから許可を出す意向だと説明している。
大手客船タリンク(Tallink)が2007年の会計年度における配当は無配とすることを決めたと発表した。
同社の決算によると、同社は今後も投資計画の変更は行わないという。
タリンクでは今年度中に3660万ユーロ(約60億円)を投資し、来年度(2008/09)も9400万クローン(約9億8000万円)を投資することになっている。
同社は昨年も配当をしておらず、この所は無配が続いている。
この程コンサルティング会社Metasite Business Solutionsがバルト3国ネットバンキングレポートとして優秀な銀行10行を紹介している。
調査対象として計37行の銀行が調査されている。
バルト3国全ての銀行の頂点としてハンサバンク(Hansabankas)が評価を受けている。リトアニアからはソノラスバンク(Snoras)が全年の8位から5位まで順位を上げ、サンポバンク(Sampo Bankas)とウキオバンク(Ukio Bankas)がそれぞれ2つ順位を落としている。
以下、上位10行:
本年(昨年) 行名
1. (1) Hansabankas
2. (3) SEB Vilniaus Bankas
3. (5) Parex
4. (2) Sampo
5. (8) Snoras
6. (4) Ukio Bankas
7. (6) Siauliu Bankas
8. (7) DnB NORD
9. (9) Nordea
10. (10) Medicinos Bankas