07年度の平均物価水準が06年度期比で6.6%上昇した。エストニア統計局によると、消費者物価指数は住宅価格と食料品価格に影響を受けたという。
アイテム別で見ると、商品価格が4.8%値上がりし、工業製品では2.3%、そしてサービス価格で10%値上がりしており、食品としては、食料品価格が9.9%値上がりし、乳製品はそれを上回る12.7%の値上がりを記録した。
各アイテムの値上がり率
住宅 14.6%
ホテル、カフェ、レストラン 10.1%
食品、非アルコール飲料 9.3%
健康保険 7.9%
教育 5.4%
アルコール、タバコ 4.1%
衣料品 3.6%
消費家財 3.5%
交通 2.7%
通信 -1.2%
昨年リガでの賃貸市場が55%の拡大を記録した。価格の下落とその流れが継続するとの見通しから不動産売買が停滞した一方で昨年は賃貸市場が大きく拡がりを見せる結果となった。
特に昨夏頃から住宅購入希望者らが価格下落期待から購入時期を先延ばししたため、彼等が賃貸市場へ流入した格好となっている。
不動産売買が停滞し始めた一方で、賃貸価格は昨夏から上昇し始めている。今年も昨年からの流れを汲み、賃貸市場は拡大すると見られ、不動産市場が安定化するまではこの流れは続くと考えられている。
07年度にラトビアで登録された新車台数がバルト3国中で最高となったことを調査会社Autotyrimaiが明らかにした。
昨年ラトビアでは新たに3万6200台が登録され、06年度を29%上回った。同期間中にエストニアでは22%増の3万5400台が登録され、リトアニアでも41%増の2万5700台の新車が登録されている。
昨年バルト3国で登録された新車台数は計9万73300台となり、06年度を29%上回った。
昨年最も売れた自動車メーカーはトヨタ自動車で1万1100台が新規登録され、次いでフォルクスワーゲン8990台、ホンダ7300台と続いた。
1月7日から国内のガソリンスタンドでガソリン価格が引き上げられている。レギュラーのA95は1リトル3.48(約154.9円)〜3.54リタス(約157.5円)で販売され、ディーゼルも3.57(約158.9円)〜3.64リタス(約162円)という価格が付けられた。
ルクオイル系のガソリンスタンドでは、A95は3.51リタス(約156.2円)で販売され、ディーゼルは3.60リタス(約160.2円)で販売されている。
この水準は独立以来の最高値で、未だ嘗てないエネルギー価格の高騰がリトアニア全土を襲っている。
ルクオイルの他、大手ガソリンスタンド会社スタットオイルでも値上げを行っており、A95は平均3.54リタス(約157.5円)、ディーゼルは3.64リタス(約162円)と国内最高の値札が付けられている。
ヴィルニス国際空港が空港管理システムがダウンしたことで管理ステム会社を相手取り賠償請求を行うかもしれない。
同空港のシステム管理を請け負うSitaは、契約では如何なるシステム障害も30分以内で対応するとしているが、今回のシステムダウンでは回復には24時間近くかかり、同空港に乗り入れる各便が大きく遅延した。
今回の管理システムのダウンは、チェックインシステムの障害であった。