株式公開を目指しているflyLAL Groupが傘下の事業所7社を2社に大きく合併分割させる計画を立てている。
計画では、flyLAL GroupとflyLAL Group Servicesの2社に振り分けられるという。
flyLAL Groupは航空事業を引き継ぎ、AVIA Investmentが社名をflyLAL Group Servicesに換え、機体のリースやメインテナンスそしてトレーニングなどのサービスを一手に引き受けることになっている。
同グループでは、現状では同社を上場させるには難題があるとして、事業を分割することを決めたという。
今の所、同グループではこの8月にも株式を公開させたい意向としている。
リトアニア公証人会議所(Lithuanian Chamber of Notaries)が不動産電子取引登録センター(NETSVEP)との間で登録業務の電子化について協議を続けている。
当初、電子取引システムはこの1月初旬にも導入されることになっていた。同会議所によると、導入の明らかな期日は切っておらず、現在協議中であるという。
今後、同電子システムが稼動し始めれば、全ての公証業務は電子署名を介して、登録センターのWeb上で行う事が出来るようになる。
大手不動産開発業者1Partner Ehitusの新Priit Aer代表が、現在不動産開発の多くが休息中だと比喩している。
同氏は、ここ数年に意気込みと共に事業を展開した多くが、息切れ気味にあると示唆している。同氏はこの1月から現職に就いている。
親会社の1Partner Groupで不動産事業でトップを勤めるMartin Vaher氏は、同グループとしては、何ら問題はなく例えこれ以上の難山に遭遇しても経営に問題ないと地元メディアに述べている。
Aer新代表は、建設会社NCC Ehitusから引き抜かれている、同社では元々開発部門を率いていた。
1Partner Kinnisvaraの資産は、現在12億クローンに達している。
リトアニアのリテール大手Maxima LTの07年度の売上高が51億2000万リタスとなり、28.3%増を記録した。同グループの売上高は81億9000万リタス(VAT込み)に達し、3割増となっている。
傘下のラトビア法人(Maxima Latvia)の売上高は20億200万リタスで前年期比21.2%増で、同様にエストニア法人(Maxima Eesti)の売上高は56.6%増の6億6060万リタスであった。
ブルガリア法人(Maxima Bulgaria)では伸び率最高となる66.3%増の1億6760万リタスを記録している。
今年、同グループでは売上高を20%の増加を目指しており、新たに80店舗を展開させるという。
*1リタスは約45円
フィンランドの不動産投資会社Cityconが昨年取得したタリン近郊のマギスタリショッピングセンター(Magistrali Shopping Centre)が来年にも規模拡大が行われる計画が上がっている。
2000年開業の同モールを運営するMagistrali KaubanduskeskusのMati Pops執行役員は、拡張工事ではどれ程の面積を拡張するかはまだ定かではないと示唆している。
計画段階では、新たに2階建て一棟と3階建て一棟が予定されており、拡張の為の敷地は、現在ガソリンスタンド(スタトオイル)が入っている土地と同モールの間とされている。
Cityconは07年7月にMagistralを買収しており、当時買収金額1650万ユーロと建物の権利(8500平米)を200万ユーロで取得している。
同モールは、タリン近郊のムスタマエ地区にあり、地域人口は約6万人と見られている。