BBNによると、今年ラトビアの建設計画が30%ほど減少する見通しだとラトビア最大の建設会社Skonto Buveが示唆している。
同社のGuntis Ravis社長は、建設事業は良くて昨年の水準、もしくは3割減となると語っており、07年が独立以来、最良の1年であったとし、国内の建設総額も15億ラト(約3405億円)を突破していたという。
同氏は、建設計画の減少は、主に融資新規制と金利の上昇がその主要な理由だと指摘している。
地元経済紙Dienas Biznessによると、ラトビアの政治政党LPP(第一党)/LC(ラトビアの道)がリガ市政を握ることになると示唆している。
今回、LPP/LCの共同開催となった政治パーティーの場で、Ainars Slesers氏は、リガの改革ビジョンについて世界レベルのビジネス都市、そして金融都市にリガを変貌させると述べており、昨年NATOのサミットの開催にも成功し、今年はバルト海諸国のリーダー等を集めた会議を主催することになっていることからもリガがこの地域で重要な位置にあるとの認識を強調している。
運輸大臣であるSlesers氏は、リガ市長への出馬も噂されており、出馬の可能性はLPP/LC所属の議員等の行動如何だと述べている。
エストニアのビーチ都市パルヌからストックホルムへ直行便を飛ばすようにパルヌの3つのスパが動いている。
地元紙アリパエブによると、Tervise Paradiis、Sanatoorium Tervis、Strandらが共同でこの夏からスウェーデンの航空会社スカイウェイズ(Skyways)と協力し、2都市間を結ぶ計画を立てている。
計画では、同航路を週1便、土曜日に往来することになっている。初就航便は5月31日を予定しており、8月16日が最終便となる見込み。
チケット料金に関しては、スパ宿泊とパックとなったパック料金が適用されることになっている。
国家歳入サービスが脱税の嫌疑でGatis Saknitis氏を犯罪の容疑者として準備を進めているという。
国家歳入サービス(SRS)では、検察に対して同氏と同氏が経営するGS Nekustamie ipasumiが脱税をしたとしてSaknitis氏に逮捕状を出すことを求めている。
同サービスによると、同氏の脱税額は103万ラト(約2億3441万円)に上るという。同氏は脱税の嫌疑を否定しながらも、所有する不動産の売却でロシア企業から3000万ラト(約68億1900万円)が入金されたら納税する意思があるとコメント出している。
また、GS Nekustamie ipasumiは国に対して107万5000ラト(約2億4430万円)の未払い税があり、この金額は国家が抱える9番目の規模の債権となっている。
英エコノミストが東欧諸国の経済状況に関し、これまでの悲観的な見方を改め、上手くソフトランディグできると示唆している。
エストニアの経済成長はこれまでの半数以下となる4.5%成長にまで低下し、ラトビアの小売販売は昨夏25%の伸びを見せた後は10%の伸びに留まっている。
経済成長の減速がまだ緩やかなラトビアに対しては最近でも欧州委員会では引き続き警告を示しているが、銀行の貸し出しも既に厳格化していることで借り入れ圧力が急低下したことを受けて徐々にではあるが、ソフトランディングシナリオが最も可能性が高くなりつつある。
ただし、万が一でも国内のある程度のシェアを持つ金融機関が破綻でもすれば、このシナリオも大きく変わってくるとして、金融機関への監督に手を抜かないことが不可欠だとしている。