6月の貿易収支が発表され、6340万ユーロの赤字となったことが発表された。輸出は年率換算で14.4%増となる10億8000万ユーロとなり、輸入は15.4%増の11億4000万ユーロであった。
国家統計局からの発表によると、5月の同統計と比較すると、輸入は1.5%ダウンとなり、輸出については6.6%増であった。
EU諸国への輸出は総額7億900万ユーロとなり、非EU諸国へは3億7120万ユーロであった。
また、EU諸国からの輸入は9億4950万ユーロで、ほか地域からの総額は1億9410万ユーロに留まった。
今年半年間での輸出総額は9.4%増となる61億2000万ユーロで、輸入総額は10.6%増の67億3000万ユーロであった。
上半期での貿易収支は、6億780万ユーロの赤字となった。
ルーマニアで事業展開する石油会社Lukoil社およびMOL社は20日、 石油の卸価格を1リッター2,000から2,300ROLまで値上げする予定であることを明らかにし、SN Petrom社、Rompetrol社が発表した同様の措置に続く形となった。
現在のところ、卸価格は2,000から2,100ROL程度に留まる方向で調整に入っているが、上昇を続ける石油価格を踏まえると、長期的には2,300ROL を越えない水準に留めるように調整していく必要がある。
格付け機関であるS&P社は20日、チェコで営業する銀行3行の格付けを上昇修正した。
同3行とは、CSOB銀行、Ceska Sporitelna (CS)、Komercni銀行 (KB)の3行で、'BBB'から 'BBB+'へそれぞれ格上げされ、アウトルックについても3行とも安定とされた。
各行合計で、チェコでの市場シェアは20%前後となる。
各行は外国金融機関の現地子会社であり、CSOBはベルギーの大手金融グループKBCの傘下銀行で、KBはフランスソシエテジェネラル、CSはオーストリアのErste銀行が所有している。
ポーランドで最大の保険会社の一つであるPZU Groupは19日、今年上半期での収益が20%増となる9億3800万PNLとなったことを明らかにした。
資産運用会社であるPZU SA社は、同グループの中で最も収益を伸ばし6億700万PLNを稼ぎ出し、生保部門であるPZU Zycie社3億3100万PLNに留まった。
SLSP社は19日、今年上半期の収益が14%増となったことを明らかにした。
オーストリアのErste銀行傘下であるスロバキア最大の銀行Slovenska sporitelna (SLSP)は、国際会計基準に基づき、年率換算14%となる16億SKKの収益を上げた。
SLSPの営業収益自身は、30%近く下がり24億SKKとなったが、総資産は12%増となる2260億SKKであった。
顧客預かり資産は1762億SKKとなった。