ボルクスワーゲン・チェコ社は24日、今年上半期の総売上が、26%となる954億SKKとなったことを発表した。
同社は、半年間で12万117台を生産した。
同期間中の輸出は947億SKKとなり、輸入に関しては543億SKKという結果であった。
同社がチェコで所有するBratislavaの組み立て工場ではTouareg、PoloやGolf を生産している。
チェコの酒造業協会会長のJan Vesely氏は24日、今年は比較的冷い期間が長かったことを理由に、上半期の生産高が1.5%の微減となったことを明らかにした。
今年5ヶ月間での生産量は若干増となっていたが、5月が7%6月が4%減であった。
酒造業各社は、最近の残暑の状況から、昨年と同様の年間で1855万hlまで生産高が伸びることを期待している。上半期での国内消費量は4%減であったが、輸出は15.5%増となった。
EUへ加盟したことにより、輸出機会が伸び、主に、ドイツ、スロバキア、英国、アメリカ、スウェーデン向けが増えている。
ドイツのエネルギー大手E.ON社は23日、チェコの地方で電力事業を営むJihomoravska energetika社 (JME)とJihoceska energetika社 (JCE)の2社を3社体制とする組織変更を行うことを発表した。
E.ON社の計画では、JME社の社名をE.ON Distrubuceに、JCE社をE.ONEnergieへと変更する。プラハに位置するE.ON Bohemia社は、E.ON Ceskaへと社名を変更し、3社体制とすることを決めた。
同組織変更はEUからの要求に基づいており、石油やエネルギー産業などは、生産、配電などを2007年までに変更せざる得ないことになっている。
E.ON社はJME社の85.7 %の株主であり、 JCE社の84.65%を所有している。
スロバキア国立銀行(NBS)は23日、今年のインフレ率について、同行が予測した範囲内に収まる予測であることを明らかにした。
スロバキアのインフレは年初に5.7%から7%の範囲となると予測されている。インフレ率は、最近8%を超えてきてはいるが、同行は、予測の範囲内としている。7月のインフレ率は8.5%を超え、EU内で最も高い水準であった。
懸念材料は、高騰する石油価格が物価水準を押し上げることと考えられている。
中央銀行としては、金利カットを数回行うなどして、対応をしている。
ポーランドのヤマル西欧州天然ガスパイプラインを管理するEuRoPol Gaz社は20日、今年上半期の収益を発表し、年率換算20%減少の2億6290万PLNとなったことを明らかにした。
然しながら、半年間での総収益は、2004年度の予測を既に5%上回っている。
同社は今年、総収益を2億5000万PLNを予測していた。
EuRoPol Gaz社は、ポーランドのガス事業を独占する国営の PGNiG 社とロシアのGazprom社がぞれぞれ株式を48%所有しており、残り4%をガスを取り扱う地元の貿易会社が所有している。