世界的なセレブとして世間を賑わすパリスヒルトン(Paris Hilton)が3月31日からタリンに滞在している。
エストニアへの渡航目的はボーイフレンドであるBenji Maddenらのロックグループ、Good Charlotte、がタリンでコンサートを開く事だと見られている。
タリン滞在中のパリスは、 新規オープンしたばかりのNordic Forum Hotelに滞在しているという。
Alfa.ltによると、パン価格が20%も高騰したことを受けて、市民等のパン消費が大きく落ち込んでいるという。
Nielsen Balticsが行った調査の結果、パン消費は07年度1年間に10%強の減少となっている。
経済成長が続いたリトアニアでは若者の間で生活スタイルに大きな変化を及ぼしており、ファーストフードや麺類、飯類などが人気を集めていることからも今後はよりパン離れが起こると予測されている。
エストニア政府が景気減速により税収不足が顕著なっている行状を踏まえ、赤字となる新年度予算を策定しようとしている。
エストニアはこの第1四半期にVATとして47億クローン(約470億円)の税収があったが、この水準は予定していた税収の実に18%に過ぎないと地元紙Eesti Päevalehtが報じている。
これまでAndrus Ansip首相率いる政府は、明らかに楽観的な税収見込みを元に国家予算を作成してきたが、景気減速が徐々に強まる中、税収は予想を大きく下回る水準で政府の期待を裏切る結果となっている。
エストニアが赤字予算を組んだのは実に9年前の事で、多くのアナリスト等は政府は支出削減に本気で取り掛からないと大変な事になると危惧を示している。
エストニア中央銀行総裁にあるAndres Lipstok氏の月給が3万1000クローン(約31万円)の昇給となる15万クローン(約150万円)であることが明らかになった。
地元紙Postimeesによると、Lipstok氏は同職にある同様の機関での給与水準を踏まえると相応の給与にあるとの意見だという。
中央銀行の最高執行委員会長であるMart Sõrg氏は、今回の昇給が明らかになった際、昇給幅が大きかったことに驚きを隠さなかったと認めており、行内でも総裁給与の妥当性に賛否があるようだ。
Alfa.ltによると、スーパーでの支払の時に長蛇の列に並ばされるという日常の光景が今後は異なることになるかもしれないという。
今、リトアニアで自動勘定システムが試験導入されている。大手スーパーのIkiが自動勘定システムを首都ヴィルニスの1店舗(Jasinskio通り店)に試験設置を行っており、若者に人気となっている。
シニア層では、新システムへの信用が不足しているとして使用が敬遠されているが、長蛇の列に並ぶことを嫌う若年層では率先して新システムの利用を好むという。
Ikiでは今年展開する店舗の100店舗で新システムの導入を計画している。新システムの設置費用は、一基につき3万(約139万円)から7万リタス(約418万5000円)かかるという。