ギリシャのOTE Group傘下のルーマニアの一般回線事業者ロムテレコム(RomTelecom)が05年度の営業利益が04年度の8億3900万ユーロから10.3%増の9億2570万ユーロまで拡大したことを明らかにしている。
ロムテレコムの売上げ高は05年第4四半期に2億3500万ユーロとなり、04年度の2億2070万ユーロから6.5%の増加を記録している。
ハンガリーのスズキ自動車子会社のMagyar Suzuki Rtが北ハンガリーのEsztergom工場でSX4新モデルを生産開始したことを27日発表した。同社では、今年6万台の同新モデルを生産する計画を予定している。
今年、同社では17万台の自動車を生産する計画で、08年度には30万台まで生産能力を拡大する中期計画を掲げている。
Magyar Suzukiは、05年度に3000億フォリントの収益を計上しており、今年は4000億フォリントを目指している。
中央統計局(KSH)は24日、ハンガリーの05年11月期から06年1月期までの失業率を05年8-10月期の7.3%から7.5%まで上昇したことを発表した。
期間中の失業者数は4万2000人増の31万7600人となった。
また、就労者数は期間中、約400万人となり、就労率では54.6%であった。全就労者数の19.8%を占める15〜24歳までの失業率は18.8%となった。
失業状態にある45.9%が1年以上の失業にあり、平均失業期間は16.2ヶ月と長期間にわたるようになっている。
Eurostatによると、ハンガリーの05年12月期の失業率は7.2%で、EU15カ国平均の7.5%、EU25カ国平均の8.4%をそれぞれ下回る水準であった。
チェコの自動車メーカーシュコダ・オート(Skoda Auto)の05年度の収益規模が04年度から108%増の101億Kcになったほか、純利益が125%増の79億Kcを記録したことが23日明らかになった。
同社の昨年度の売上高は14.5%増の1874億Kcであった。売り上げ増の背景は、過去最高となった49万2111台の自動車販売台数にある。
売上げの65%はOctaviaモデルの販売からで昨年1年間に販売台数は28.4%伸びた。また、Fabioモデルの販売は4%減の23万6000台に留まった。
国内大手銀行の一角United Bulgarian Bank(UBB)は20日、05年度の収益がアナリスト予測を上回る好成績を収めたことを発表した。
昨年の同行の収益額は、42.2%増の9380万BGNとなり、融資額は33.33%増の20億BGN(10億ユーロ)を記録した。同行の高収益の背景は、事業をリテール部門と法人部門に集中させたことが上手く機能したことと見られている。
UBBはNBGグループの傘下銀行で、資産高では31億7500万BGN(17億5000万ユーロ)の資産を保有する国内第3位の大手銀行。