6月始めの時点で、欧州加盟諸国中、最もガソリン料金が安い国にラトビア、そして最も高い国としてオランダが挙げられている。
エストニアの日刊紙Postimeesによると、ラトビアのガソリン料金はレギュラーが1リットル1.08ユーロだという。
EU諸国中、最もガソリン料金が高いと指摘されたオランダでは、1リットルが1.66ユーロで販売されている。
EU加盟諸国平均は1.27ユーロであった。
また、ディーゼル油もノルウェーが1.66ユーロと最も高く、マルタが1.1ユーロで一番安かった。
日本タバコ傘下のJT Internationalがエストニアの販売子会社Tobaccoland Eestiをリトアニアの卸会社Eugestaに売却した。
Postimeesによると、売却契約は、7月1日から履行されることになる。
Eugestaは、バルト3国で卸、販売、運送などを手掛ける大手企業である。
エストニアでヒューゴ・ボス(Hugo Boss)及びJoopの代理店を勤めるVersus Investが新たに30店舗を展開させると示唆している。
同社のKerri Ulp氏は、今後2年間に同社では30店舗を積極的に展開していくという。
Eesti Päevalehtによると、同社はエストニアだけではなく、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナでも店舗展開を計る計画だという。
また、Ulp氏は、将来、タリンでは百貨店をオープンさせることも計画しており、その際にはいくつかの安めのブランドも扱うことを予定していると述べている。
タリン市政府がスタットオイルとの間で不動産交換に関し合意したことを明らかにしている。
地元紙Postimeesによると、タリン市はスタットオイルから新市庁舎予定地の買取に合意したという。
Taavi Aas副市長は、Põhja通り33の新市庁舎建設予定地取得によって、これで建設に一切の弊害が無くなったことになり、早々にも建設を始めたいと示唆している。
合意文書では、スタットオイルは現在のガソリンスタンドを閉鎖と引き換えにナルバ通り129Aの土地3500平米とサダマ通りの土地500平米、そして2000万クローン(約2億1400万円)の損失補てん金を得ることになっている。
市政府では、新市庁舎建設に向けて、国際建築物コンテストを開催し、デザインを募集し、2010年にも建設を開始し、2013年には完工させたい意向だという。
夏の避暑地として有名なパルヌで売りに出されているマンションが大量にあるという。
地元紙Postimeesによると、売りに出されるマンションは増えている一方で、買い手が市場には現れていないという。AT Kinnisvarabürooの不動産スペシャリストであるMargus Kruut氏は、数百メートルの距離に最低でも15件の売り物が出ているといい、市場は供給過多の状態にあると示唆する。
不動産サイトCity24では、現在、パルヌには1381件の売り物広告が出されている。
しかしながら、LVM Real EstateのIngmar Saksing執行役は、パルヌの不動産市場は安定しており、市場は供給過多にはないと悲観論を一蹴する。
Margus Kruut氏は、パルヌの海岸沿いには至る所に無数の売り広告が張り出されおり、パルヌにオフィスを構えていないLVM Real Estateの見方を牽制する見通しを示している。